TOEFL iBTテストでは、0から120までのスコアで英語力を測ることができます。それに対し、TOEFL PBTテストでは、310から677のスコアで測られます。TOEFL iBTテストでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションでそれぞれ30点満点、合計120点満点になります。スコアの結果送付は試験から約10日間後に開示され、スコアは2年間有効です。
多くの方は、特定の大学・大学院へアプライするためにTOEFLを受験します。要求されるTOEFLスコアは、各大学・学位によって大きく異なります。また、一部の大学・学位では、TOEFLスコアの総合点の基準を設けるだけでなく、各スコアの最低点を設定しているケースがあります。一般的には、難関大学や高度な学位ほど、ハイスコアを要求するケースが多いようです。各大学・学位で要求されるスコアは、各校のアドミッション・オフィスに問い合わせることで確認できます。
もしTOEFLをペーパー版で受験する場合、そのスコアは全く異なる結果となるでしょう。TOEFL PBT試験は、リーディング、リスニング、そして文法の実力のみを反映するテストです。TOEFL PBT試験では、ライティングテストは0から6までのスコアで、別途採点されます。通常、大学等ではTOEFL iBTスコアとともに、相当するTOEFL PBTスコアも認定しています。
尚、TOEFLジュニアとTOEFL ITPのスコアは、公式TOEFLスコアに変換することはできません。