IELTSライティングセクションは、IELTSテストの3つ目のセクションです。IELTSライティングセクションの試験時間は1時間です。1時間の試験時間のうち、受験者は自ら時間配分を行い、2つの質問に回答します。IELTSライティングテストは、同日午後もしくは翌日に実施されるスピーキングテストを除くと、IELTSテストの最後のセクションとなります。
IELTSライティングテストは、IELTSのテスト種類(アカデミック・ジェネラル)により、異なる問題を採用しています。いずれも、2つの設問に時間内に解答するテスト形式ですが、問題自体は異なる出題となります。
IELTSアカデミックのライティングテストでは、最初の設問では、グラフやチャートについて、受験者が要約をするスキルを問われます。この設問には、1時間の試験時間のうち、受験者は20分間程度の時間配分が推奨されています。回答の字数は最低150語以上となっています。2つ目の設問では、議題に対するエッセイ作成が求められ、最低250語以上回答が要求されます。
IELTSジェネラルのライティングテストでは、最初の設問では手紙の作成が求められます。トピックはアカデミックな内容ではなく、例えば上司やマンションのオーナーに対する手紙、といったないようです。アカデミック版のライティングテストと同様、最初の設問では最低150語の回答が要求され、20分間のテスト時間の配分が推奨されています。2つ目の設問では、エッセイ作成が求められ、一般的なトピックに対し、最低250語以上での要求され、論理的に文章を構成するスキルが求められます。
IELTSライティングテストは、非常に難易度の高い試験です。手書きで回答をするため、回答が見づらい場合は、減点対象となります。その他、スペルミスや細かな文法ミスも、全て減点対象となります。正式なアメリカ英語、もしくはイギリス英語のどちらかの正しいスペリングが要求されます。
IELTSライティングセクションは、試験官によって0から9までのスコアで採点されます。IELTSライティングセクションの比重は、他のIELTSのセクションと同様の比重で、IELTS結果送付の際、Overallのスコアとともに結果が送付されます。