EF SETのリスニングセクションは標準テストで25分間。タイムが図られますが、設問毎の時間制限はないので１つの問題に時間をかけることも可能です（その場合は次以降の設問にかける時間は少なくなります）。
EF SETのリスニングセクションは、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア人によって音読された文章から構成され、それぞれの文章に対して設問があります。EF SETのリスニングセクションは受験者のスキルに順応しているため、流される音声の長さや設問の難易度は各受験者のテストの出来具合によって異なります。最初の設問が中級レベルのリスニングだった場合、その問題に正しく解答したかどうかによって、次の設問の難易度が変わります。どの受験者も概ね５０程度の設問に解答することとなりますが、全体の設問数は受験者のスキルによって若干上下します。流される音声の長さは２０秒間～５分間と様々で、各音声は２回まで繰り返し聞くことができます。
各設問に解答の時間制限はありませんので必要なだけ時間をかけることができますが、リスニングセクション全体の制限時間がありますので時間配分には注意が必要です。EF SETでは受験中に前の設問へ戻ることはできませんので、各質問に解答をしてから次の設問へ進むことが大切です。EF SETは受験者の解答のペースを図ることはできませんので、受験者自身において時間の管理やペース配分をすることが重要です。
EF SETの合計スコアを算出する上で、リスニングセクションとリーディングセクションは同様の比重で計算されます。EF SETのテスト終了後、リーディングセクションと同様にリスニングセクションは0~100のスコアで評価されます。この２つのセクションの平均点がEF SETスコアとなります。