日本の英語力~EF EPI 英語能力指数2024~
昨今、 日本を訪れる外国人旅行者数は、 過去最高を更新し続けています。 都心部だけでなく、 あらゆる地域で外国人の方と接する機会が増えたと実感する人は多いのではないでしょうか。 そんな中、 日本でもますます英語能力が問われ、 その役割が多様化しています。 英語が担う役割は、 個人の将来に役立つグローバルキャリアのためだけではありません。 国全体の英語力は、他国との経済競争力や将来性を測る物差しでもあるのです。
そんな中、EFエデュケーション・ファースト・ジャパンは、16カ国210万人のテストデータを集計した、世界最大の英語能力指数 EF EPI 2024年度版を発行し、世界の英語力ランキングを発表しました。
EPIから読み解く日本人の英語力
ここでは、そのEPIのデータをもとに、日本の英語力の分析結果をご紹介します。
日本は世界で92位(前年87位)の英語力
残念なことに、日本のEPIの結果は国・地域別ランキングで過去最低(スコア:454)を更新し、「英語力が低い国・地域」のカテゴリーで最下位となりました。なお、日本人の英語能力指数は年々引くなっている傾向にあります。
日本の英語力はアジアで17位
アジア24カ国の中で日本は17位を記録していることから、その英語力の低さが見えます。
若者の英語力が低い傾向
18歳から25歳までの若者の英語力が、その他の年代に比べて低い傾向にあります。
男女の差はあまりない
日本においては、性別の違いによる英語力に差はあまりなく、今年は女性が若干高くなっています(昨年度は男性の方が高かった)。
関東のスコアが一番良い
地域別のスコアとしては、関東のスコアが482と世界平均よりも高く、それに関西や四国が続いています。なお、東北や中国地方のスコアが低い稽古にあります。
ここまで、EFの英語能力指数(EPI)の結果から、日本の英語力について分析をしました。より詳しい結果に興味がある方は、こちらをご覧ください。