質問:どの英語試験を受けるべき?
英語の試験を受けて資格を取りたいけれど、どれを受けるべきか悩んでいますか?英語試験で代表的なのはIELTSやTOEFL、ケンブリッジ大学英語検定などが挙げられます。それぞれの内容の違い、コスト、テストに向けた対策方法、気になるところです。
この記事では、あなたにぴったりの英語試験を見つけるためのガイドをご紹介します。
英語試験の選び方
上記の3つには大きな違いとしてその有効期限が挙げられます。IELTSやTOEFLのスコアは取得後2年間のみ有効なのに対し、ケンブリッジ英語検定の一度得たスコアは一生有効になります。
自らの英語レベルを証明するための証明書の取得、また履歴書に書ける検定を探してるのであれば、ケンブリッジ英語検定が最適です。IELTSやTOEFLはビザ取得や就職、大学または専門学校など一定の英語レベルを求められる場合に適しています。イギリスではこの2つの検定ではIELTSの方がよく使われより一般的です。一方TOEFLが強い国としてはアメリカが挙げられます。(例外として両方受け入れる場合もあります)。
試験内容は?
TOEFLの場合、ほとんどの人はインターネット上での受験を選びます(TOEFL iBT)。この試験は全てコンピュータ上で完結し、所要時間は約3から4時間半(10分休憩を含まない)になります。ここでは、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング能力を測ります。各カテゴリー30点満点で、合計は120点満点です。0点から120点の間どの点数でも認定され、スコアはその後2年間有効になります。
IELTSは、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4つのカテゴリーに分けられ、最初の3つ(リスニング、リーディング、ライティング)は160分休憩なしの筆記試験で行われます。15分の口頭試験は同日(10分休憩後)、もしくは別日に行われます。形式は会場によって異なります。事前に確認しておきましょう。スコアは1から9で付けられ、TOEFL同様、2年間有効です。
ケンブリッジ英語検定は試験内容が受験するタイプによって異なります。通常試験は2日間かかり、初日はリーディング、ライティング、リスニングが行われ、全モジュール1時間から2時間かかります(レベルによって異なる)。口頭試験は通常別日に設定され、受験時間は15分です。当日は他の生徒と一緒に受験するスタイルで実施されます。ケンブリッジ英語検定はコンピュータ上、もしくは会場に出向いて筆記で行われます。試験は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)によってA1からC2までマークされます
試験の発行元は?
TOEFL検定はアメリカの非営利団体であるEducational Testing Service( ETS)によって設立され、IELTSは英国文化振興会(ブリティッシュ・カウンセル)、IDP教育、ケンブリッジ英語検定機構によって共同運営しています。ケンブリッジ検定は、イギリスのケンブリッジ大学にてケンブリッジ英語検定機構が発行してます。
試験の場所と日程は?
(ほぼ)全ての試験は世界各地で受験が可能です。各団体のウェブサイトにて、近辺の試験場所を見つけるか、オンライン試験を申し込むことが可能です。TOEFLやIELTSはほぼ毎週試験を開催していますが、ケンブリッジ英語検定は年に数回のみ試験を開催します。そのため、事前に計画を立てることが重要です。EFのような語学留学で提供している試験対策コースでは、申込からテスト対策までサポートしています。
受験費用は?
TOEFL試験は大体245米ドル(26,000円)、IELTSは大体200ユーロ(24,000円)、ケンブリッジ英語検定は165ユーロ(19,000円)から255ユーロ(30,000円)の間です(レベルによって異なる)。
準備、対策方法は?
最も重要なのは対策です。決して軽く見たり、前日から勉強し始めることのないようにしましょう。自主勉強でもオンラインコースでも可能ですが、本気でスコアを伸ばそうとしてる方は、語学留学コースを受講することをおすすめします。EFの留学では、試験対策や模試など試験に合わせて授業を組んでいます。海外留学コースを受ける場合(イギリス、アメリカ、カナダなどで英語を学ぶため)、数ヶ月または数週間英語を利用して実践的に対策ができるため口頭試験対策に非常に効果的です。
決断する前に
オンライン上で無料で受けられるEF SET(EFスタンダード・イングリッシュテスト)を利用して、現段階のレベルで試験対策コースに適してるか確認することができます。また、リーディングのレベルを重点的にみたい方にはEFSET PLUSのテストがおすすめです。
海外で、英語を学ぼう。