留学経験者が感じた「海外留学の本当の魅力」とは?
家族や先輩、あるいは、英語の先生から海外留学を勧められた経験はありませんか?ただ、海外留学では「語学力」が身に付くこと以外、あまり将来に関係しないと思う人が多いのではないでしょうか。また、「語学力」の向上を目指すなら、日本国内で語学学習に取り組んだっていいのでは?とも思ってしまいますよね。 そこで、今回は、EFの調査(留学経験者100名にアンケートを実施、2015年9月)より、留学経験者が感じた「海外留学の本当の魅力」についてご紹介します。
第3位:国内での学習よりも効率的に語学学習が可能
海外留学を経験した学生たち100人に聞いた「海外留学の魅力」。19%の人が「国内よりも効率的に第二言語を学ぶことが出来るから」との回答でした。意外にも「語学力が身につく」の理由は1位ではないようです。しかし、なんで海外の方が効率的に第二言語を学ぶことが出来たと感じたのでしょうか?
なぜなら海外と日本では語学指導方法が異なるからかもしれません。例えば、EFの留学プログラムでは、学生主体の語学トレーニングプログラムを提供しています。先生が教材を使ってレクチャーする学習法は極端に少なく生徒が主体的に第二言語を利用し考え、そして、発表するといったアクティブ・ラーニング形式の授業が中心になっています。
アクティブ・ラーニングは、第二言語で考える習慣をつくることができるため、帰国後も効率的に言語習得に励むことができるメリットがあるようです。
第2位:将来、関わりたいと思う仕事が見つかる
2番目に多かった理由は「将来、関わりたいと思う仕事が見つかるから」。23%の学生が回答しました。海外留学を経験することで自分が成し遂げたい夢や将来実現したいことが見つかっているようです。日本語も通じず頼れる人がいない海外生活は、人として大きく成長できる機会であり、日本では味わうことのできない様々な体験は、新しい発見や刺激を与えてくれます。
ただ、海外留学を経験したからといって、全ての人が英語を活用した職に就く、あるいは海外と接点を持つ仕事に就いているわけではありません。日本国内でもチャレンジできる大きな夢が、留学経験を通じて見つかります。将来像がなかなか描けない人は、思い切って一歩踏み出してみましょう。
第1位:異文化、異習慣を知ることができるから
さて最も多かった回答はなんでしょうか。第一位は「異文化、異習慣を知ることができるから」で、25%でした。第2位の解説でも触れましたが、日本では決して味わうことのできない様々な経験こそ、海外留学の最大の魅力です。留学先での新しい経験は「新しい発見」や「新しい気づき」でもあります。きっと留学生活を通じて、自分の力や視野の広さをどんどん広げることができるでしょう。
また、異文化や異習慣を理解することはグローバル人材の一つの必要スキルです。このスキルを身につければ、将来の可能性そのものをぐんと広げることができますよ。