究極のシドニーサマーガイド
シドニーは雰囲気が良く、美味しい食べ物や世界有数のサーフィン地など、多くの魅力があります。実際、シドニー旅行の計画を立てるとなると、楽しみ方の選択肢が多すぎて困ってしまうくらいです。
そこでこの記事では、夏にシドニーを訪れる方やシドニーへの留学を計画している方に、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都であるシドニーでの究極の避暑ガイドをご紹介します。
1. ビーチに行く
シドニーには100を超えるビーチがあり、夏の海水温が23℃前後まで上がることをご存知ですか?その中でも有名なボンダイ・ビーチは街の中心部から簡単に行くことができ、サーフィンをするのに最高のスポットです。街の北にあるマンリー(Manly)も波に乗るのに絶好の場所で、2月にはオーストラリアン・オープン・オブ・サーフィン(Australian Open of Surfing)が開催されます。バルモラル・ビーチ(Balmoral Beach)は日陰が多く、海水浴やパドルボード、カヤックに適しており、シェリー・ビーチ(Shelly Beach)では印象的なシュノーケリングが楽しめます。ほとんどのビーチは、カフェやバー、レストランに囲まれているので、海岸沿いの景色の良い場所で食事や軽食をとりながら、1日中過ごすこともできます。
2. 町のプールで泳ぐ
泳ぎたいけど波をかわすのはちょっと...という方には、ボンダイ・ビーチやブロンテ・ビーチなど、シドニーのいくつかのビーチの海水を使ったプールがあります。また、シドニー北部のクレモーン・ポイント(Cremorne Point)には、1920年代に復元されたマッカラム・プール(MacCallum Pool)があり、シドニーのスカイラインと港を一望できます。ビクトリア・パーク(Victoria Park)やピーターシャム・パーク(Petersham Park)、プリンス・アルフレッド・パーク(Prince Alfred Park)には、オープンエアの淡水プールもあります。
3. フェスティバルに参加
シドニーには様々な音楽とアートのライブ・イベントがありますが、夏のシーズンにはフェスティバルがぴったりです!11月のハーバーライフ・フェスティバルは、シドニー植物園のそばにあるミセス・マクアリーズ・ポイントで開催される、1年で最大級のダンス・ミュージック・イベントです。1月に開催されるシドニー・フェスティバル(Sydney Festival)では、ライブ・ミュージックや演劇、映画上映、展覧会、アート・インスタレーションなど、さまざまなイベントが街中の会場で開催されるため、オーストラリアの文化に触れることができます。
4. Barangarooを訪問
かつてコンテナターミナルだったBarangaroo(バランガルー)は、活気あふれる水辺のショッピング/レストラン街へと変貌を遂げました。水辺には、印象的な近代建築や素晴らしいレストランが港を見下ろすように建ち並び、すぐ隣には、オーストラリア原産の木々や低木が生い茂る緑豊かで静かなバランガルー保護区があります。バランガルーという名前は、ヨーロッパ人がオーストラリアのこの地域を植民地化した当時、エオラ族のカンメライガル(Cammeraygal)指導者であったバランガルーという重要でインスピレーションに満ちたアボリジニの女性にちなんで付けられました。オーストラリアが共有してきた歴史とアボリジニの豊かな文化について学ぶには、シドニーのこの地域はガイド付きツアーに参加するのに絶好の場所です。
5. カヤックでシドニーを探索
救命胴衣とパドルを持って、シドニーを観光する最もユニークな(そして平和な!)方法のひとつがカヤックです。スピット・ブリッジ(Spit Bridge)からスタートするツアーでは、隠れた入り江を通り抜けることができ、マンリー・ワーフ(Manly Wharf)から出発するツアーでは、フェアリー・ペンギンを見ることができます。定番のシドニー・ハーバーの景色にひとひねり加えるなら、オペラハウスや街のスカイラインを水上から眺めることができるカヤック・ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。シドニーの南、美しいウォロノラ川(Woronora River)では、自然を愛する人たちが岩場やビーチ、野生動物が棲む森をそっと探検することができます。
6. 街中以外のところに行く
シドニーは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州を探索するのに最適な場所です。ブルー・マウンテンズ(この地域のユーカリの木が空気に与える青みがかった靄がその名の由来)は、ほんの数時間の距離で、素晴らしい景色を楽しむことができます。古代の崖の間には無数のハイキングルートやクライミングエリアがあり、緑豊かな渓谷には秘密の滝や野生のプールが隠れています。シドニーのすぐ南には、ロイヤル国立公園として知られる海岸線と内陸のブッシュが保護された美しい地域で、ハイキングやピクニック、キャンプ、野生動物ウォッチングを1~2日楽しむこともできます。