自転車フレンドリーな留学先10都市はどこ!?自転車ユーザーに優しい都市を調べてみた!愛車とともに海外に出てみませんか?
10月20日(日)、EFプロサイクルチームは、宇都宮で開かれたジャパンカップ2019に参戦しました。たくさんのファンの方々とお話して気づいたのは、自分の愛用の自転車を持って、海外に行ってみたいという声です。中には「メカニックの勉強をしたいからイタリアかフランスで留学したい」という強者も。そこで今回は、サイクリストにフレンドリーな海外の都市について調べてみました!
サイクリストが多いヨーロッパが狙い目
自転車文化が根強いヨーロッパは多くの都市で、自転車専用レーンがあったり、街の至る所に自転車屋さんがあったりと、サイクリストが安心して楽しむことができます。
1. パリ(フランス)
ツールドフランスに代表されるフランスは自転車大国。大都市パリにも街中にレンタルサイクルが設置され、旅行者も気軽に自転車で街を移動しています。ツールドフランスの時期になると、EFのパリ語学学校ではレセプションパーティーが開かれ、生徒、講師、スタッフ一丸となってレースを応援しています。7月にパリに留学すれば、あなたもツールドフランスを現地で観戦できます!
2. ローマ(イタリア)
街全体が遺跡のようなローマ。道が狭く入り組んでいるため、タクシーでの移動は常に渋滞との戦いです。ローマも街中にレンタルサイクルが設置されており、自転車での移動なら渋滞を回避できるだけでなく、小さな路地に入ってローカルの人しか知らないお店を見つけたり、一般のツーリストと違ったアングルで遺跡を見学したり、一味違う観光になることは間違いなし!ローマの街は坂が多いので健脚の方はぜひ、ローマを自転車で散策してみましょう。
3. バルセロナ(スペイン)
バルセロナも自転車フレンドリーの街で、日々の生活で自転車に乗る人も、レンタルサイクルを活用する観光客などサイクリストが至る所にいます。自転車に乗って、サグラダファミリアを見学したり、潮風を感じながらビーチ沿いをサイクリングしたり、モンジェイックの丘の上からバルセロナの街を一望したり、思い思いの観光を楽しめます。バルセロナを訪れるなら『ブエルタ・ア・エスパーニャ』がある9月がおすすめです!
4.オックスフォード(イギリス)
観光でイギリスを訪れる方の多くがロンドンへ行くと思います。ロンドンもサイクリストが多く、レンタルサイクルも充実しているのですが、公共交通機関が発達しているので自転車に乗らなくてもロンドンは十分観光を楽しめます。私がおすすめしたいのが、ロンドンから電車で小一時間ほどの街、オックスフォード。天皇皇后両陛下も学ばれた名門、オックスフォード大学がある街で、カレッジタウンのため多くの学生が自転車に乗っています。市内はバスが走っていますが、自転車のほうが効率よく観光することができます。オックスフォードから少し足を延ばせば、とてもかわいいコッツウォルズに行くことも可能です。
5. ベルリン(ドイツ)
環境問題に関心の高いドイツでは、国民の多くが自転車を日常的に愛用しています。街の至る所に自転車屋さんがあり、珍しいモデルがあるお店、カフェが併設されているお店や、週末のマーケットでは中古の自転車市場もあるとのこと。自転車好きにはかなり楽しい国ではないでしょうか?交通ルールがしっかりしているドイツでは、自転車も決められた装備を整え、交通ルールを守る必要があります。観光で訪れると気が緩みがちですが、ルールはしっかりと守りましょう。
6. ダブリン(アイルランド)
上記で紹介した都市に比べ、面積も人口も小さいアイルランドのダブリン。しかし、自転車で街を散策するにはちょうど良いサイズの都市なんですよ。ダブリン市民は皆フレンドリーで、困っている人を見かけるとすぐに話しかけてくれます。パブ、ウィスキー工場、ギネス博物館などお酒が好きな人にはとても楽しい街です。こじんまりとしたダブリンの街を何倍も楽しめる、自転車ツアーに参加するのもアリです。
サイクリスト向けにインフラが整備された北米も穴場!
7.サンフランシスコ(アメリカ)
碁盤の目状に道路が整備されているサンフランシスコは、サイクリストにはとても運転しやすい街です。市内は一方通行の道が多いため、タクシーで移動すると遠回りだったり、渋滞に巻き込まれたりするのですが、自転車なら何のその。しかも市内の公共交通機関(MUNI)は自転車をマウントできるラックがついているため、坂道など自転車で移動したくない場合はMUNIを利用することができます。サンフランシスコもエコに関心の高い街なので、街中にサイクリストがいます。ローカルとちょっとした自転車トークができたらきっと楽しいですね♬
8.シアトル(アメリカ)
実はシアトルは、全米No.1に輝いたことのある、自転車フレンドリーな街。毎月何かしらの自転車レースやイベントが開催されていたり、ブルベなど長距離サイクリングのイベントも開催されています。5~8月の夏でも比較的気温が穏やかで、秋は紅葉を楽しめたりと、サイクリングをするにも心地よい気候がシアトルの特徴です。
9.バンクーバー(カナダ)
バンクーバーも自転車が生活に根付いている街のひとつ。1年に1度、Bike to Work Weekと呼ばれる、「自転車通勤ウィーク」なるものがバンクーバー市主催で行われ、行政主体で自転車通勤を推進しています。バンクーバーの公共交通機関もバイクラックがあるので、自転車と組み合わせて利用できるのは大変うらやましいですね。
10.東京
最後に、私たちの住む日本(東京)。EFの日本本社は渋谷にあるのですが、渋谷の至る所でバイクユーザーを見かけます。昨今は、食事のデリバリーが自転車になったりと、感触として今までで最も多くの自転車ユーザーが都内には居るのではないでしょうか。私も日々の通勤で自転車を利用していますが、バスに乗るよりも早く目的地に着くし、時刻表を気にすることなく動けるので便利だし、自分の行動に制限なく自由に動けるところが気に入っています。
自転車と旅に出てみよう!
海外や遠方で自分の愛車に乗りながら、観光を楽しんだり、現地の食事に舌鼓を打つなんて素敵じゃないですか?自転車は分解して飛行機に乗せることができるので、ぜひ自転車とともに海外を旅してみませんか?