サンクスギビング – アメリカの一大イベントを垣間見よう!
サンクスギビング – それは11月の第4木曜日にお祝いする、1年で最も重要なアメリカの特大イベントです。 一大イベントというと、クリスマスが脳裏に浮かびますよね? クリスマスも、もちろん素敵な時間を過ごせますが、 日頃の感謝を伝えるという意味で、サンクスギビングは重要な意味合いを持つアメリカの祝日です。 家族と集まり素敵な時間を過ごしながら、ご馳走をみんなで食べます。 個人的に私のお気に入りのサンクスギビングの食べ物はパンプキンパイです。
サンクスギビングは、新天地を求めてアメリカ大陸へ移住してきた巡礼者が、初めての収穫を祝った事から始まりました。アメリカ東海岸(ボストンの辺り)へたどり着いた移民は、北アメリカ大陸の厳しい冬を目の当たりにします。彼らが厳しい冬を乗り越えられたのは、原住民であるネイティブ・アメリカンが様々なサバイバルの知恵を伝授したお蔭であるといわれています。そのお礼に巡礼者たちは、初めての収穫物を使ってご馳走を振舞ったことが、サンクスギビングの原点であると言われています。目的こそ時の流れと共に変化がありましたが、愛しい人達とお祝いをするという儀式は今も変わらず続いています。サンクスギビングはアメリカだけではなくカナダでも行われます(日にちは異なる)。
サンクスギビングをマスターしよう!
とにかく七面鳥!
どの家庭も共通して、お祝いの席のテーブルの真ん中に美味しそうな七面鳥が置かれています。先祖代々続くレシピを用いる家庭も多く、ロースト、グリル等、調理法は家庭によってレシピが異なります。忘れてはいけない点は、七面鳥は調理するのに数時間(4~5時間)かかります。その為、どの家庭も朝から下準備が始まります。七面鳥をオーブンで焼いている間にサイドディッシュの準備をしましょうね。
その他の重要事項
サンクスギビングというと上記で挙げた七面鳥から始まり、マッシュドポテト、クランベリーソース、野菜、アップルパイ(バニラアイスを上にトッピング!)が一般的であり伝統的なメニューですが、忘れてほしくないのがパンプキンパイです。カボチャのパイというと日本ではあまり馴染みがありませんよね。シナモンやナツメグなどのスパイスが隠し味となったパンプキンパイは、ホイップクリームを添えて食べるコンビネーションが、何とも言えず美味しいのです。
クランベリーソースを手作りで!
お肉と果実を合わせるというのは、少し違和感を感じますよね。しかし、甘酸っぱいクランベリーとさっぱり味の七面鳥は、実はとても相性が良いんです。クランベリーソースの作り方は、とってもカンタン。砂糖を200グラム加え、水を200ミリリットル、1キロのクランベリーを10分間鍋で煮るだけで完成です。冷蔵庫で冷やし、手作り絶品クランベリーソースでみんなを驚かせましょう。
クリスマスミュージックをかけよう!
サンクスギビングはホリデーシーズンが始まる合図。クリスマスミュージックのプレイリストを作り、サンクスギビングパーティーでクリスマスソングを是非流し、みんなの気持ちをホリデイにシフトチェンジしちゃいましょう。
感謝の気持ちを伝えましょう。
サンクスギビングの原点=感謝という事を忘れないで下さい。私の家族の伝統的なサンクスギビングの過ごし方は、みんなでテーブルを囲み、今年起きた、ありがたいと思う出来事をみんなの前で発表します。毎回とても感極まる瞬間でもあり、みんなが一つに団結する素晴らしい機会でもあるのです。
七面鳥の様にGobble gobble(七面鳥の鳴き方でもあり、ガツガツ食べるという意味もあります)食べましょう。最後に忘れてはいけない事があります。身動きが取れない程食べましょう!それが伝統的なサンクスギビングであり、私の原点なのです。