サンディエゴ語学留学体験記 パート2
こんにちは。現在サンディエゴ語学留学をしている今井涼です。前回は私のアメリカ留学生活で心がけていることについて執筆させていただきましたが、今回は私の英語学習について書いてみたいと思います。
英語学習で一番心がけるべきことって?
一番の英語学習は、「英語をしゃべる」ことだと思います。アウトプットをしないことには英語はしゃべる道具にはなり得ません。授業で覚えたことや現地で出会う他国の留学生、ホームステイ先の家族から言葉をインプットし、使うことでスピーキングは向上します。せっかく現地に滞在し数多くのアウトプットの機会に恵まれているということを意識し、私は生活をしています。
どういう教材がオススメ?
まず話すためには、インプットが必要です。その「しゃべる」というところに重点を置いて、教材を紹介したいと思います。
DUO3.0
この教材に収録されている文章はかなり日常生活で利用できるものだとアメリカに来て、実感しています。実際に友人とご飯を探しているときに、とりあえず安ければいいよというときには、
Any apartment will do as long as the rent is low. I’m not particular about it. No.127 (家賃が安ければ、どんなマンションでも構いません。こだわりはありませんから。)の文章を自分で変えて、Any food will do as long as the price is low. I’m not particular about it. と言い換えれば日常生活で使える文章が出来上がります。
他には、I’ll write it down just in case, because I have a bad memory. No.44 (念のためにメモしておきます。記憶力が悪いから。)
新しくできた友達の名前が難しいときは、How do you spell your name? (あなたの名前はどう書くの?)
と聞いてこの文章は口に出せば、覚えたことを忘れないようにする献身的な人だという印象を与えることができるかも(笑)
He got out of the cab in haste, saying, “Keep the change.” No.66 (彼は「おつりはいいです」と言って、急いでタクシーを降りた。)
という英文から「おつりはいいです」という成句を学ぶこともできます。
“Could you move over a little?” “Oh, sorry. I didn’t realize I was taking up so much space.” No.20 (「少し詰めていただけますか?」「あ、ごめんなさい。こんなに場所を取っていたなんて気付きませんでした。」この文章からは、電車で人に席を詰めてもらうときと、もしも自分が席を多く取ってた場合の謝罪などに使えます。
DUO3.0から学べることは多く、本当に日常会話で使える文章から自分の意見を述べる表現(環境問題や日本を現状の説明)などこれを学習するだけでもかなりの英語力向上につながると思います。
フォニックス<発音>トレーニングBOOK
こちらの教材は発音矯正に役立ちます。
皆さんは「フォニックス」という言葉は聞いたことがありますか?フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、もともと英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために開発されたもので、アルファベット毎の発音を先に学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペリングがわかり、正しく書くことができるようになるというものです。自分自身英語の発音にはからきし自身がありませんでしたが、この教材から学んだことを実際に実践したことで発音が良くなりました。
この教材は86個のルールから成り立ち、子音の発音、短母音、二文字の子音からなる音などを網羅しています。付属のCDとセットで学習することで、より大きな効果を得ることができます。発音方法の説明をしっかり記載してあり、オススメです。
一億人の英文法
この教材はいわば「英語を話すため」に作られた英文法書です。英語は多くのルールでできています。その中でなぜこの単語は前から修飾されるのか、ネイティブスピーカーの「意識」を詳しく記載してあったりと、普通の英語を学習していて考えもしなかったことを学ぶことができます。
例えば、倒置について。
Oh, man I am angry!
Oh, man Am I angry!
どちらが感情的に怒っていると思いますか?正解は二番目の倒置を利用したほうです。疑問文とまるで同じ形をしていますが、感情の大きな高揚を表しているのです。ここ一番大きな感情の抑揚をつけたいときに、ネイティブは倒置を使うのです。
この教材は、英文法書として使うことができ、忘れていた助動詞(can,could,might)などの用法を学び直すことにも使うことができます。
新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990
この教材はTOEICの単語帳です。TOEICで高頻出の単語を集めたもので、来るTOEIC試験の対策に利用しています。高頻出のものを集めたものなので、効率よく頻出単語を学習することができます。私事ではありますが、本当にTOEICの点数に不安を覚え、初めて自分で購入した初めての英語教材です。CDを付属してあり、耳にも単語が残りやすいです。
**これだけは言っておきたい。**日本の英語教材って何冊も必要ですか?
これから語学を学びに海外に留学をしたい!と思っている人に朗報です!(笑)教材は一つか二つで十分です。私のことですが、高校の時に使っていた英文法教材を持ってきたもののこの3ヶ月で一度も開くことはありませんでした。実際、英語に追われます(笑)会話の中で学んだことを復習する時間。友人やホストファミリーと話す時間など、なかなかこの留学でゆっくり音楽を聴いたりするような時間は今のところないと思います。今、アメリカにいるからこそできる勉強をし、副教材として日本から持参した教科書などを使うことがいいのではないかと思います。
友人やアメリカ人から学べることを最大限に活かすために私が行っていること
話されて分からない単語があったときは必ず質問する。
この際にメモを取る! One Note やGoogle Keepなどがおすすめ。
その単語の使われ方を聞く。
その場で例文を作って、間違いがないか聞いてみる。
お礼を言う!リアクションは大きく!
短い文章でもいいからとにかく話す。
今やっておくべきこと
今やるべきことは、文法や単語を少しでも覚えることだと思います。きたる留学のときのためにある程度をフレーズは身につけておくべきだと思います。
私がしたこととしては、上記に記した教材を利用し文法の復習と話すためのフレーズを勉強したことです。私自身思うことは、フレーズを覚えることが英語を話すための近道だと思います。実際に4カ月をアメリカで過ごしてみて、本当に英語が伸びたと実感しています。初めてできたアメリカの友達に2ヶ月ぶりに再開したときに、彼から英語伸びたねと言ってもらえたときは客観的に評価されることに今までにない喜びを感じました。