『必ず行く。コロナウイルスの混乱に負けない。』アメリカ留学体験談
1. ご経歴・プロフィール
お名前:藤本桃香
学校:西南学院大学文学部フランス語専攻2年生(休学中)
留学経験:中学生の時にオーストラリアで短期ホームステイ経験
留学地:アメリカサンディエゴ校に3/29〜9/12(6ヶ月弱)留学
2.新型コロナウイルスで渡航制限があるこのタイミングでアメリカ留学を決めた理由
わたしがアメリカ留学を決心したのは、大学の休学期間、復学のタイミングとの兼ね合いが最も大きかったです。
またわたしの場合は、**『必ず行く。コロナウイルスの混乱に負けない。』**と思っていました。
世界のどこにいても、この混乱は避けられないと感じていたので、特に出発のタイミングを変えることは考えられませんでした。
3. 今日までのアメリカ滞在で印象に残っている出来事
日本の報道を見て、留学に対してかなり怯えていましたが、実際ここに来てみるとイメージはガラリとかわりました。(以下の質問で詳しく記載します。)
4. アメリカ留学の生活について(外出はできていますか?その際の注意点など)
外出はできています。スーパー以外の屋内施設に行くことは避けていますが、ハイキングやビーチには出かけました。(新型コロナウイルス対策でマスクは必ず着用。)
「スタバでも新型コロナウイルス感染予防を呼びかけるマスク着用の張り紙が沢山あります」
5 アメリカの学校や寮・滞在先、また街中で取られている新型コロナウイルス予防対策について
【キャンパス】
・部屋を出る際、マスクは必ず着用。
・授業に出るには、検温をしてもらい、問題なければ バンドを受け取って手につける。
・食事はピックアップスタイル。
・施設内のアルコール消毒の徹底。
【街中】
・マスク着用
・アルコール消毒
・ソーシャルディスタンスの印
6. 同じコロナ渦中でもアメリカ留学を検討中の方へ伝えたいこと
実際のアメリカの現状は、日本の新型コロナウイルスに関する報道がそのままその通りだという事はないとおもっています。
地域差があると思うので、私の体験はあくまでもここサンディエゴ留学の話です。
デモに関しては暴動的なものがニュースで取り上げられがちですが、もちろんアメリカのあらゆる場所で起きてるって事はありません。
もし危険な状況があるのだとすれば、EFの各校が、確実な対策をとってくれるという信頼は、生徒全員が持っていますし、だからこそみんな安心して暮らせています。
治安面で心配のある校舎もあるかと思います。でも、EFを通して現地で生活する以上、誰かが確実に守ってくれます。
キャンパスに居るスタッフは、私たちを安全に健康に守ってくれることに必死ですし、そのために働いてくれています。
彼ら(スタッフや現地のEF)の決めたことに従っていれば、必ず守ってもらえますので、そこは日本にいるときと何も変わりません。アメリカだからこわい。なんてことはありません。
コロナウイルスに関しても、私が渡米した3月に比べると、かなり人々は動きはじめていますし、いろいろな体制が整っています。
「学校でピックアップし部屋で食べている食事」
私が渡米する前は、
『アメリカ人はマスクなんて病気の時以外しないから、アメリカに入国するときはマスクしてきたら、逆におかしいぞ?って思われて、コロナだ!って差別されたりするからつけない方がいい。』
って聞いていましたし、実際に入国すると、街ではみんな付けていませんでした。
しかし、その1週間後には、どのお店”マスクを着用してないと入れません。”に変わりました。アルコール消毒、ソーシャルディスタンスを守ること、みんな協力して成り立ってます。ここも日本と同じです。
コロナウイルスのこともデモのことも全てのことに言えますが、実際に来てみると、日本と何も変わりませんでした。
そこで生活する以上、その人たちの安全や健康を守るために、いろんな事を考えて決め事をを作ったり、守ってくれる人たちがいるので、絶対に大丈夫です。そうじゃないと、そこにEFの校舎はありません。
不安な時期で、思う存分アクティブに動けないもどかしさを感じることもありますが、このタイミングで海外の生活に触れられることは、人生の貴重な時間だとポジティブに捉えられています。
7. その他(お気づきの点、ご意見、これまでのアメリカ留学を振り返っての感想など)
このような状況だからこそ、留学斡旋会社とは異なる、EFの一貫したシステムの安心度の高さを痛感しています。
「Stay home期間中に納豆を食べてもらったそうです(笑)」
8. EFのオンライン授業について
1.授業内容、学習効果についてお聞かせください
授業内容は、もちろん教科書ベースでしたが、先生によってかなりスタイルが異なりました。
zoomのアプリをメインに使用しますが、その中でオンラインのクイズアプリ(先生が作成するものなど)を使ったり、クラスのグループをSkype内で作ったり、と先生によって、授業のスムーズさ(快適さ)にはかなり差がありました。
オンラインのため、Wi-Fiのプログラムやその他接続機器のコネクトの不具合による遅刻がありましたが
あまり柔軟に対応してくれず、もどかしいことが多々ありました。オンラインで授業をする以上、先生たちはそういった点にもっと配慮すべきだと感じました。
2.対面授業とオンライン授業は十分連携できていましたか
連携はあまり意識されていないと思います。効率化を図るために、生徒のクラスレベルアップ診断テストはスキップされ、アテンダンスが80%を超えた生徒は、基本的にクラスアップしていたので、同じクラスの生徒でも語学力の差を感じることがありました。
また、生徒同士のコミュニケーションという点において、両者は全く別物だと感じました。オンライン授業では、生徒同士が自由に会話をできないからです。先生の声にフォーカスさせるために、zoomのアプリ内で生徒全員をミュートにしてしまうクラスもありました。
対面であれば、先生の言葉を聞き逃した際に隣の友達に聞いてすぐにカバーできます。授業は先生と生徒だけで成り立つものではないので、オンラインで特に困った点はそこでした。