留学費用の疑問教えて!教育ローンで留学できる?!
留学費用のお悩みは留学相談の中でよく出るトピックの一つ。留学費用のご準備は、大きく分けて①親御さんなどに支援してもらうケース(特に在学中の方の場合)や ②ご自身で働いて貯金するケース、また③国や民間の留学奨学金、教育ローンなど外からの資金を利用するケース、に分類されるでしょう。
このうち民間銀行で利用できる<教育ローン>について、先日、スルガ銀行の佐藤さんによる説明を伺う機会がありましたので、今回は、 留学費用に利用できる教育ローンのことをお話しいたします!
貸付を行う金融機関によって、利用できる方やさまざまな条件は大きく異なりますが、皆さんの留学を左右する【留学資金】確保の一例として参考にしていただければと思います。
留学費用に利用できる教育ローンって…?
学費ローンなどの呼び方で呼ばれることもありますが、一般的には子供の教育を目的とした、使途が教育費に限定されたローンのことです。一般的な消費財ローンと比較して金利が低い傾向にあり、国(日本政策金融公庫)が運営する教育一般貸付 (国の教育ローン)と銀行や信用金庫など民間金融機関が運営するものがあり、所得制限や金利、貸付条件などさまざまな違いがあります。
最近では留学奨学金もさまざまあり、ローンと並行して奨学金の利用を検討している方もいると思いますが、奨学金とローンの一番の違いは返済義務の有無となりますので、ご注意ください。
スルガ銀行で利用できる教育ローンとは?申込みできる人や条件は?
日本政策金融公庫が提供する国の教育ローンは、金利が年1.65%(日本政策金融公庫HPより)と非常に優遇されていますが、世帯年収が450万円までという所得制限が設けられています。また審査にかかる時間について、「必要時期の2~3か月前がお申込みの目安となる」とあるので、前もって準備をしておく必要があります。
一方、民間の教育ローンは、メガバンクや地方銀行、信用金庫など金融機関によりさまざまな特徴があるそうで、佐藤さんによると、「現在、スルガ銀行では都度借り入れ型の『元金据置型カードローン<教育プラン>』を多くの方にご利用いただいている」のだそうです。
元金据置型カードローン<教育プラン>の特徴とは??
佐藤さんによると、スルガ銀行元金据置型カードローン<教育プラン>の大きな特徴は次の4点:
一つ目は、事前審査が可能であること。ウェブサイトから事前審査申込ができ、数日で審査結果が受け取れるとか。事前審査で、大体の融資可能額がわかるので審査結果を受けて他社の教育ローンと比較することができるそうです。
二つ目は、留学期間中は利息の支払いのみでOK。元金の返済は帰国後となるので、フレキシブルな支払い計画を立てられるメリットがあります。
三つ目は、オンラインで簡単に手続可能な点。銀行窓口に行く必要がないので、遠方の親御さんがご自宅から手続することも可能とのこと。
四つ目は、利用中のほかの教育ローンと一本化できる点。一本化にもさまざまな条件があるそうですが、月々のご返済をスリムにできれば、毎月の負担が減りますよね。
留学費用への教育ローン利用についてよくある質問!
教育ローンに関する生徒さんからお問い合わせの多い質問を、佐藤さんにお聞きしてみました!
留学費用に教育ローンの利用を検討されている生徒さんより、ご本人のローン申込みは可能ですか?と質問を受けます。可能なのでしょうか?
▽スルガ銀行の教育ローンは原則親御さまの申込みとなりますが、事情によってはご親戚の方でもお申込みできる場合もございます。まずはお気軽に窓口へご相談ください。
手続にはどの程度の時間がかかりますか?またローンのご融資に留学費用の請求書類等が必要なため利用者が一時的に全額費用を立て替えしなければならなかったなどの話も聞きます。
▽オンライン手続きができる「元金据置型カードローン<教育プラン>」でも、手続完了までに約2~3週間程度かかります。書類の準備などを考えると早めにご相談いただくと安心ですね。
教育ローンについて、ご参考にしていただけましたか?
まずはご自分の目指す海外留学にどの程度の費用が必要かを把握したうえで、早めに資金計画を進めることが大切ですね。留学資金の確保は簡単ではありませんが、英語を話せると想定年収が高くなるという調査結果もありますし、なにより留学は<人生を変える将来への投資>だと思いますので、ぜひ参考にしていただき夢の実現に一歩近づいていただければと思います!
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