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外資系企業での就職につながるレジュメの書き方

外資系企業での就職につながるレジュメの書き方

外資系企業での就職につながるレジュメの書き方を伝授します!人気企業の採用担当者は日々多くの履歴書を目にしていますが、英文レジュメの書き方をマスターして、他の候補者と差を付けましょう。レジュメに関するコツは当サイトでも度々ご紹介していますが、今手元にあるレジュメをこの機会に見直しましょう。

英文履歴書はアメリカではレジュメ、その他の国ではCV(curriculum vitae)と呼ばれますがここではレジュメに統一します。

1.レジュメの内容を応募する職種に合わせる

就職活動中は多業種に渡って、複数の求人案件に応募すると思います。マーケティングのポジションといっても、教育分野とIT分野など、どれとして全く同じ業種・職種に応募するという事は稀でしょう。例え似たような仕事に応募するとしても、詳細をよく見るとそれぞれの求人において特徴は異なるはずです。だからこそ、応募する求人に応じてレジュメを調整することが重要です。もしかすると、過去に使用したレジュメを再利用できるケースもあるかもしれませんが、それでも応募前にはレジュメを再確認しましょう。最も効率的な方法は、今までの経歴や功績を全て盛り込んだマスターのレジュメを用意しておき、応募する職種内容に応じて加筆修正をすることです。

プロのオススメ:今回応募する求人案件に最も相応しいと思う過去の経歴や業績が1番目立つように、毎回レジュメを工夫しましょう。

2.自分が企業に貢献できる点をレジュメに挙げる

過去の経歴やあなたのスキルはレジュメを見れば一目瞭然です。他の候補者も同様です。では、どのように他と差をつけるか?効果的なのは自分がどのように企業に貢献できるのか、レジュメできちんと述べること。レジュメの冒頭部分に、数行で良いので短い「ステートメント」を書くようにしましょう。これはあなたのこれまでの経験、功績、そして今後あなたのスキルがどのように企業に貢献できるかを凝縮した、あなたのキャリアに纏わるサマリーです。志望動機が明確になるよう、短く、でも的確に書くことで採用担当者は迅速にあなたのキャリアを知ることができます。

プロのオススメ:あなたのサマリーが目立つように、ステートメントの文章はフォントや色を変えることをお勧めします。レジュメの本文は黒を使用することが多いので、ステートメントはグレーを使用するなどして担当者が一目でわかるように工夫すると良いです。(ただし、やり過ぎには注意!)

3.レジュメを書く際は、学歴よりも職歴を目立たせる

日本語の履歴書と違い、欧米では学歴よりも職歴を重視する傾向がありますので、レジュメを書く際は職歴を先に書くようにしましょう。学歴はそのあとで構いません。著名な大学を卒業していたり、MBAを保持しているかもしれませんが、それよりも採用担当者はあなたのスキル、経験、そして功績を重視しています。職歴が浅い人でも、これまでの経験、アルバイト先での功績、ボランティア経験などこれまでの職歴を目立たせるようにしましょう。

プロのオススメ:職歴と学歴がきちんと分かれていることが分かるように、小見出しなどを付けて区切りを明確にしましょう。端的に、でも的確に書かれたレジュメは採用担当者の頭に残りますので、見やすいレイアウトを心がけましょう。

4.海外経験を強調しよう

レジュメに書くソフトスキルとしてとても効果的なのは、もし留学経験や海外でのインターンシップ、ボランティア活動の経験があれば必ずレジュメに記載してください。海外で暮らしたり学んだ経験があるということは、言葉だけでなく、異なるバックグラウンドの人々とのコミュニケーションについて心得ているということです。就職をすればチームで仕事をすることも多いですし、外資系企業となれば沢山の国の人々とプロジェクトを動かすことになりますので、様々な考えを持つ人々とのチームワークに自信がある所を強調しましょう。

プロのオススメ:旅行や異なる文化、言語を学ぶことが好きな人は、それを必ずレジュメ冒頭のステートメントへ入れるようにしましょう。海外出張や国内外の人とのコミュニケーションに抵抗がないことをアピールできます。

5.チェックリストを作って最終確認

時間をかけて作り上げたレジュメを完璧な状態で提出できるように、最後まで気を抜かないでくださいね!チェックリストを用意し、一つひとつ丁寧に見直しをしましょう。

  • フォントはArialまたはHelveticaになっているか?(環境依存しないフォントを使いましょう)

  • フォントは読みやすい大きさになっていますか?

  • 空白の取り方は上手く取れていますか?上手にスペースを空けて、担当者が見やすいレイアウトにしましょう。

  • 職歴の内容、功績は内容を的確にまとめて箇条書きにしましょう。長い文章でダラダラとまとめても、担当者には読んでもらえません。

  • ’アクティブ・バーブ(active verb)’と呼ばれる、肯定的なボキャブラリーを適切に使えていますか?

  • スペルや文法の間違いはご法度です。クラスメートや友達など第3者にも目を通してもらいましょう。

  • 全て確認してミスがない場合は、PDFファイルに変換しましょう。PDFは環境依存がありませんので、どのコンピューターからも開けます。

6.オンラインのレジュメも常に最新版を保とう

LinkedInなどジョブサイトでプロフィールを公開している人も多いと思います。紙のレジュメ同様に、オンラインのレジュメも常に最新情報をアップするようにし、レイアウトやステートメントなどが分かりやすいフォーマットを保つようにしましょう。採用担当者はLinkedIn等であなたの経歴を先に確認している場合もあるので、あとから提出するレジュメのファイルと相違が無いよう内容が常に一致していることが大切です。スペースの関係で載せることが出来なかった情報(同僚や上司からの推薦など)も、オンラインレジュメを活用して盛り込むようにしましょう。

プロのオススメ:語学力のスコアを掲載したい人は、EFSETを今すぐテストしてみよう。LinkedInのプロフィールに直接スコアが載せられるだけでなく、多くの企業採用担当者がEFSETのスコアを語学力の判断基準として利用しています。

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