キャリア留学で、本気の社会人留学を実現!キャリア留学のコツ【英語力を武器に転職したい方向け】
キャリア留学は、将来のキャリアを見据えた社会人の方の留学です。英語力を武器に仕事をしたい、海外に携わる仕事がしたいなど、動機は様々ですが、今回はキャリア留学を成功させるコツをご紹介したいと思います。
キャリア留学成功のコツ1:英語力をどのレベルまで高めるのか、具体的に目標を立てる。
キャリア留学を成功させるコツとして、「まずは英語学習の目標をしっかり立てましょう」というお話をすると、「なんだ、そんなことを今更」と落胆される表情をされる方が時折いらっしゃいます。しかし、これはとても重要なことです。あなたのキャリア留学における目標は何でしょう?TOEICを500点から900点にすることですか?あるいは、TOEICの学習よりも上級レベルのビジネス英語を学ぶことですか?それとも、「英語」で専門科目を学び、ディスカッションするスキルを身につけることですか?当然ですが、目標によって立てるべき戦略が異なるはずですし、どのくらいの期間にどのくらいの予算をかけて留学をすべきかも変わってくるのです。
場合によっては、必ずしも6ヶ月間以上の長期留学にこだわる必要はないかもしれません。目標によっては、留学前に国内での学習を着実に行い、翌年の留学を目標にする方が良いケース、国内での英語学習と短期留学を組み合わせること良いケースなど、様々です。また、別の言い方をすると、そのような学習相談に親身になってくれる留学カウンセラーに出会うことが近道とも言えます。複数の留学エージェントや留学期間にコンタクトをとり、留学カウンセラーを見極めることがまずは重要なのです。
キャリア留学成功のコツ2:帰国後の転職活動でどのような求人へ応募するのか明確にする。
「転職活動の求人情報は、常に最新情報でなくては意味がない。長期留学をする前に転職活動の求人をリサーチしても、時間の無駄だ。」という方がいらっしゃいます。これは時に正解であり、不正解でもあります。実際に応募をするという観点で言うと、求人情報は流動的であるため、常に最新情報のみチェックする必要があるでしょう。一方、「帰国後の転職活動までにどのようなスキルや語学力を身につければいいか」という具体的な目標を立てるに際しては、留学前から求人情報をリサーチしておくことに大いに価値があります。
多くの人が帰国後のキャリアとして思い描くような「英語を使う仕事」の外資系企業の求人では、ジョブディスクリプション(職務記述書)に基づく採用となります。そのため、留学前から希望の職種のジョブディスクリプションを確認しておくことで、留学中にどのようなスキルを身につければ良いかが明確になり、帰国後に同様のポジションへの採用の可能性を高めることができるでしょう。
キャリア留学成功のコツ3:留学をきっかけに、英語学習を習慣化させる。
チャールズ・デュヒッグ著「習慣の力」によると、物事を習慣化するためには、脳が報酬を感じる必要があるといいます。たとえば、ランニングを続けることで、達成感や充実感を脳が得られるようになれば、習慣化できるといいます。
私は、英語学習においても同様のことが言えると思います。留学中の英語学習を通じて、海外で不自由なくコミュニケーションがとれる充実感、外国人の仲間と上手く意思疎通ができることの快適さを脳が実感できれば、無理なく英語学習を習慣化させることができます。これまでなかなか国内で英語学習に時間を割けずにいた方には、キャリア留学が一つのきっかけとなり、帰国後も英語学習を続ける習慣を身につけることができるはずです。