究極のロンドンプレイリスト:ザ・クラッシュからアデルまで
音楽のないロンドンはロンドンとは言えません。巨大なスタジアムで一流スターに合わせて踊るロンドナーにしても、小さな会場で新進気鋭のアーティストを応援しているロンドナーしても、この街は音楽のために生きています。
したがって、次のイギリス首都への旅行で、もしくはただロンドンの気分を味わうために、スピーカーのボリュームを上げ、パンクからグライム、インディーズからエレクトロニカまですべてを網羅したプレイリストを聴きましょう。
1. London Calling – The Clash
これが究極のロンドンソングであることに疑いの余地はないでしょう。ザ・クラッシュの1979年のヒット曲は、今日も生きるロンドンの反抗的で冒険的な精神完璧に捉えています。
2. Hometown Glory – Adele
ロンドンの非公式な女王は、ロンドンでの生活を詳細に描いた数多くの楽曲を制作してきました。アデルが初めて書いた楽曲の一つであるHometown Gloryは、何百人もの人々が共感する彼女の街へのラブレターです。
3. The City – Ed Sheeran
アデルがロンドンの女王なのであれば、エド・シーランは間違いなく王です。才能ある24歳は、ロンドンを題材にしたヒット曲を数多く手掛けておきますが、中でもエドが有名になる前のロンドンでの苦労話を綴ったThe Cityは、その筆頭に挙げられます。
4. Girl – Jamie XX
ロンドンは常にエレクトロニック・ミュージックを身近な存在として捉えてきました。数十年にわたるジャンルとしての進化に伴い、ジェイミーXXのような革新的なアーティストがテクノロジーを駆使して新鮮なサウンドを生み出し、ロンドンを代表するだけでなく、世界中のアーティストにインスピレーションを与えているのです。
5. Bonkers- Dizzee Rascal
イースト・ロンドンのプレミアMC、ディジー・ラスカルは、10年以上にわたり都市生活にグライムのサウンドトラックを提供してきました。2009年にリリースしたエレクトロハウスのヒット曲 “Bonkers” は、イギリスのダンスシーンを魅了し続けています。
6. Winter Winds – Mumford & Son
Dizzee Rascalとはかけ離れているように思えるかもしれませんが、このフォークバンドの冬のロンドン生活の表現が人気を博し、いかにこの街があらゆる芸術を受け入れるかを証明しています。
7. Techno Fan – The Wombats
「イースト・ロンドンは爆弾貯蔵庫ではない。宝箱だ。」と、The Wombats が歌う、このポップなインディー・トラックは、ロンドンで最もヒップなナイトライフ・スポットであるイースト・エンドの夜の旅へとあなたを誘います。
8. Waterloo Sunset – The Kinks
絶対的な名盤です!50年近く前の作品ですが、夏の日に聴くと、より深くロンドンと繋がることができます。
9. Warwick Avenue – Duffy
はい。たしかにミュージック・ビデオは多くの涙を伴うものかもしれませんが、これ以上にロンドンなものはありません。地下鉄(もしチェックしたいのであれば、ベイカールー線)、ブラック・キャブ、そして、ソウルスターが失恋を歌い続ける間降り続く雨をフィーチャーしています。
10. Home – Edward Sharpe and The Magnetic Zeroes
ブラジルからベルギーまで、ロンドンは世界中の人々の故郷です。この曲はロンドンについてのものでもないかもしれないし、ロンドン出身のバンドによるものでもないかもしれませんが、多くの人がロンドンをどのように見ているか、つまりは「故郷」であるということに完璧に合致しています。