就職浪人からの留学のメリットとは？就職浪人の留学で、しっかり英語を身につける！

就職浪人の留学について迷っている。時折そのようなご相談を受けることがあります。私のアドバイスとしては、迷っているならとりあえず留学してみること！です。ここでは、就職浪人の留学を迷う理由とメリットについてご紹介したいと思います。

就職浪人の留学を迷う理由1：もう既に就職活動が終わったのに、留学する意味があるのか？

就職浪人の留学を検討する方の多くは、「大学4年生で既に就職活動を終えている」立場の方々です。つまり、留学には興味があり、留学したいと思っているけれど、就職活動を既に終えてしまったのに、留学する価値があるだろうか？という悩みですね。せっかく留学という貴重な経験をしても、既に就職活動を終えているなら、その経験をアピールする場がない。そう感じる方が多いようです。

月並みな表現ですが、アドバイスとして一つ言えることは、「就職活動が人生のゴールではない」ということです。就職浪人の留学で高い英語力を身につけたところで、既に就職活動を終えているのであれば、留学経験がそのまま就職に活きるという訳ではないでしょう。しかし、留学で身につけた英語力やコミュニケーションスキルは、就職後の業務や、数年後の転職活動あるいは転職先で役立つかもしれません。目先の就職活動の結果だけに目を向けるのではなく、長期的な視野に立ち、数年後先を見据えて行動を興すことが大切です。

就職浪人の留学を迷う理由2：「就職浪人の留学」って何だか暇な人みたいでかっこ悪くないか？

「就職浪人」というステータスにプレッシャーを感じたり、引け目を感じてしまう人を時折見かけることがあります。もしかしたら、その人の周りでは、就職浪人などせず、効率的に世間体の良い企業へ就職する人が多数なのかもしれません。あるいは、ご両親などご家庭の影響もあるかもしれません。

しかし、もう少し視野を広くもつことをおすすめします。そもそも、欧米ではギャップイヤーという概念が浸透しているため、大学を卒業後、海外旅行をして自分を見つけ直したり、正社員として働く前にインターンとして海外で就労経験を積む人が本当に多数いるのです。大学卒業後、ワーキングホリデーで海外に渡る人も多数います。そんな中、「就職浪人」というステータスに引け目を感じてしまうことは、非常にもったいないと感じます。

そもそも「留学」という経験は、時間にゆとりのある時にしか経験できません。将来、大学院留学などで社会人留学をする人もいるかもしれません。けれど、社会人留学に必要な資金・エネルギー・決断力に比べると、就職浪人の留学ははるかに簡単です。今、思いきって決断をすることで、生涯に渡り役立つ英語力や経験が身につきます。外国人の仲間とパーティーやスポーツを楽しんだり、英語でディスカッションをしたり、思いきり海外旅行をしたり…。そのような経験は、一度国内で就職をしてしまうとなかなか経験できないものです。

今、就職浪人の留学について迷っている方は、是非思いきって行動を興してみてください！