インバウンド対策に注目の外国語5つ:観光ボランティアに興味ある方必見!
インバウンド対策という言葉を耳にする機会が増えてきました。訪日外国人観光客を意味するこの言葉は、オリンピック開催を控えて今、とても重要な役割を果たそうとしています。日本のおもてなし精神を、来日観光客に味わってもらおうと、業界や自治体では語学研修など様々な取り組みが行われています。都市観光の案内ボランティア、国際スポーツ大会のボランティア、そしてタクシーや飲食業界などのサービス業界などのインバウンド対策です。どの取り組みも、一定の語学力が求められます。英語が話せないと、参加できないんでしょ?という声も聞かれますが、募集規定には「外国語が話せること」というものもあるようです(専門性の求められる通訳などは英語必須)。外国語を使ったボランティア活動に興味のある方向けに、注目の言語5つをご紹介します。
インバウンド対策で注目される、ホットな外国語5つ
1.英語
世界の人口の約25%は、英語を話すと言われています。英語は世界の公用語ですので、少しでも英語力をつけておきましょう。完璧に話せるようにならなくても、コミュニケーションが円滑にとれることが、ボランティアをする上で大切です。日頃からカンバセーション・パートナーと会話の練習をしたり、リスニングの練習をしたり、会話に重点を置いた練習を重ねておきましょう。
2.中国語
毎年たくさんの観光客が中国から訪れています。日本と距離が近いので、特にオリンピック開催期間は中国人観光客数は急増すると思われます。漢字だけでなく、意外と日本語に似ている発音の単語があったりと、日本人のあたまに入りやすい言語ではないでしょうか?来日観光客数がトップの国でもありますので、中国語をマスターすれば、ボランティア以外でも多方面で活躍できるでしょう。
3.スペイン語
スペイン語を公用語と認定している国と地域は、20以上に及ぶと言われています。南米大陸のほぼ全ての国で母国語となっています。意外と思われるかもしれませんが、実はスペイン語は日本人に馴染みやすい言語です。スペイン語の発音は日本人にも発音がしやすく、綴りの通りに発音すればよいので、意外と簡単に習得できたという方が多くいます。スポーツが盛んでもあるスペインや南米からは、サッカー、野球、バレーボールなどの競技を観戦するために来日者数が増加すると予想されます。
4.フランス語
国際オリンピック協会の第1公用語がフランス語だという事はご存知でしたか?開会式や閉会式、各競技の選手紹介などアナウンスをよく聞いてみてください。英語とフランス語の2か国語で、アナウンスがされているはずです(開会式、閉会式は、開催国の言語も加えた3か国語)。また、スポーツの強豪が多くいるアフリカ諸国は、フランス語が公用語と認定されている国が多いです。フランス語の知識がある方は、きっとボランティアとして各地で重宝されるのではないでしょうか?
5.ロシア語
少し意外ですが、ロシア語もいま注目の言語です。観光庁の発表によると、2017年からロシア人観光客に発給される観光ビザの規定が緩和されるそうです。このためロシアからの観光客増加を見込んでいるとされ、ロシア語を利用できる場面が増えるかもしれません。
観光案内のボランティアに興味のある方や、オリンピックのボランティア活動に興味のある人向けのセミナー等も各地で行われています。積極的に参加して、日本に居ながら国際交流してみませんか?