アイルランド高校交換留学(Eruさん)
私はアイルランドのモナハンという北アイルランド近くの小さな街に高校交換留学をしました。街のお城castle lesleyの王様とホストファミリーは仲がよく、一緒にディナーを食べる機会がありました。残念ながら帰国前に王様は亡くなってしまいました。
私のホストファミリーは、ママ、パパ、シスターとブラザーに加え、イタリアからの留学生です。犬や猫、鶏やアヒル、馬、牛もいました。ホストママはベビーシッターで、毎日キッズルームには子供がいます。ホストパパはレストランマネージャーです。物知りで、毎日色々な話を聞くのが楽しかったです。ホストシスターたちとは本当に仲が良く私の誕生日にケーキを作ってくれました。
生徒数300人程度の私立校にバスで学校へ通いました。この学年は日本でいう受験生で勉強に追われました。選択科目は美術、家庭科、農業科学を履修しました。
≪美術≫歴史学がベースでテストでは、絵の人物、筆遣いや色彩、光と陰の使い方などについてのレポートを書くのに苦戦しました。
≪家庭科≫主に法律や家庭内経済を学びます。結婚制度については面白かったです。
≪農業科学≫日本では受けられないので選択しました。現地の友達は皆農家の子で、授業についていくのは大変でしたが農業を学ぶ事はとても新鮮でした。
テストは年に2回あり、学年末は一年間学んだ事が全て出題されます。テストは1科目3時間、全てエッセイ形式です。英作文は苦手でしたが、1年間でかなり鍛えられました。
留学中には、ロンドンとスコットランドのEFディスカバリーツアーやEF Leadership summitに参加しました。これらでは新しい友達もたくさんできます。
滞在中、キャンプで意気投合した韓国人の親友とは何度も互いの家を行き来しました。毎週何時間も電話して、近況報告をしたり、ダブリンでお買い物をしたり、パーティーをしたり、今考えると留学中何よりも私の支えになってくれた存在は、ホストファミリーとClass of 16の仲間でした。辛いときに助け合い、相談し合う事で絆を築き世界中に家族がいるようです。アイルランド高校交換留学での生活を無事に終えたことを誇りに思い、周囲に感謝しています。