ハーバードビジネスレビュー（HBR）おすすめ活用法！ビジネス英語を効率的に伸ばしたい社会人の方へ！

ハーバードビジネスレビュー（HBR）について、「一応誌名は知っている」という方は多いでしょう。今回は、そんなハーバードビジネスレビュー（HBR）活用法をご紹介します。

ハーバードビジネスレビュー活用は、「エコノミスト定期購読」挫折組におすすめの学習法。

日本人に多く見られる英語学習法として、「エコノミスト定期購読」学習法なるものがあります。実際、エコノミスト定期購読に取り組む社会人の方は非常に多いでしょう。ありがちなのは、「とりあえず有名だから」「周囲の友人もエコノミストを購読しているから」という理由でエコノミスト定期購読を開始するパターンです。ところが、

挫折をする人も非常に多いのが、この「エコノミスト定期購読」学習法の特徴なのです。

なぜ「エコノミスト定期購読」で挫折してしまう人が多いのか？それは、文章自体の難易度が高いことに加え、政治・経済・科学・金融など、エコノミストでは専門性の高い話題を扱う記事が多数あることです。つまり、それらの話題に精通している人や、非常に興味があるという人を除き、大半の社会人の方にとっては、仕事に関連性のない記事が殆どであるため、モチベーションを維持しづらいのです。今回は、そんな「エコノミスト定期購読」学習法に替わる学習法として、ハーバードビジネスレビュー（HBR）のおすすめポイントをご紹介します！

ハーバードビジネスレビュー（HBR）は、若手社会人にも馴染みのあるトピックが多数！

ハーバードビジネスレビュー（HBR）というと、難解な記事が多い印象を受ける人が多いでしょう。それも無理はありません。なぜなら、日本語版のハーバードビジネスレビュー（HBR）の日本語訳が難解なものが多いためです。おそらく、日本語版のハーバードビジネスレビュー（HBR）では、コアターゲット層が40代の管理職に設定されているため、あえて堅い日本語で翻訳がされているのではないかと思います。

しかし、英語版のハーバードビジネスレビュー（HBR）では、「リーダーシップ」「ソーシャルアントレプレナー」など、20代～30歳前後の方にも馴染みのあるトピックが多数です。また、日本語版のHBR（ハーバードビジネスレビュー）が、男性のビジネスマンをターゲットとしているのに対し、英語版HBR（ハーバードビジネスレビュー）では、女性も気軽に読める記事が多数掲載されてことが特徴です。たとえば、Leading Across Cultures Is More Complicated for Women のようなジェンダーをテーマに扱う記事は、英語版ハーバードビジネスレビュー（HBR）では多数扱われていますが、残念なことに日本語版に翻訳されることはありません。

ハーバードビジネスレビュー（HBR）は、ポッドキャストのスクリプトを全文公開！（無料）

私はハーバードビジネスレビュー（HBR）のポットキャスト版・HBR IdeaCast を日頃から愛聴しているのですが、このHBR IdeaCastの素晴らしい点は、ウェブサイトのHBR（ハーバードビジネスレビュー）で、同一のコンテンツを公開しており、スクリプトを全文公開していることです。アメリカ英語の言い回しや難解な単語など、「聞き取れなかった」いう箇所をあとからじっくり確認できるので、英語学習の教材としても効果が高いためおすすめです。

スクリプト公開記事については、HBR IdeaCastのウェブページから、確認することができます。

ポッドキャストで普段から英語を聴いているという方は多いですが、忙しい社会人の方は、「とりあえず通勤時間で聞くだけ」の学習になってしまいがちです。「とりあえず通勤時間で聞くだけ」の学習に意味がないとは思いません。けれど、ネイティヴレベルではない英語学習者の方は、聞き取れない表現・単語をスクリプトで確認することで、より効率的に英語力を伸ばすことができます。また、ポッドキャスト版HBRでは、一回分のコンテンツが10分～20分程度。通勤時間や空き時間にも気軽に学習できるためおすすめです。

HBR（ハーバードビジネスレビュー）では、月15本の記事が無料で読める！

HBR（ハーバードビジネスレビュー）を講読し、2日に1本の記事を読み進めるとすると、1ヶ月間で約15本の記事を読むことになります。つまり、1ヶ月間無料で英語学習を継続できます。「エコノミスト定期購読」学習法で挫折経験のある方や、とにかくお金をかけずに英語学習をしたいという方に、HBR（ハーバードビジネスレビュー）活用は、まさにおすすめの学習法です。

とはいえ、まずはもっと基礎的な英語力を身につけたいという方もいるでしょう。忙しい社会人の方にとって、プライベートで英語の学習時間を確保することは至難の業です。そのような方には、環境が許すなら、私は思いきって語学留学をすることをお勧めします。社会人専用コースを設けている英語留学プログラムを選択し、一定期間、集中的に学ぶことで、年齢に関係なく英語力を一気に伸ばせるはずです。

An image by: HBR IdeaCast