ドイツを楽しむ – ５つのヒント

独自のアート文化で有名なベルリンや歴史的で美しい景観のミュンヘンなど…世界で住みやすい都市ランキングトップ10の常連であり、日本人にとって居心地の良い都市が多い「ドイツ」。

そんなドイツを楽しむための5つのヒントをご紹介します！

1. 「4:00PM」は「3:55PM」？

規則正しく、少し無愛想な国民性だという印象で知られているドイツ人。ドイツを訪れた際に、良好な関係を築くために気を使わなければいけないのは“時間”です。

友達との待ち合わせ、恋人とデート、会社のミーティングなど、大事な約束には5分以上前に到着していることが常識。日本でも大切なマナーのひとつではありますが、ドイツでは、“だいたい何時ぐらい”という考え方はないと思っておきましょう。

2. SUNDY IS FUNDAY

「日曜日だし、お買い物に出ようかな…」と出かけても、営業しているお店を見つけるのは、なかなか難しいかもしれません。ドイツで日曜日は「THE LORD’S DAY（安息日）」と呼ばれ、宗教の理由から、ガソリンスタンドや小さな売店をのぞき、ほとんどのお店がお休みになっています。

ドイツに住む方は毎週日曜日を家族の時間に割り当てて、手作りのケーキやコーヒーで至福の時間や、個人の趣味の時間を大切にするのです。あなたも日本で過ごす日曜日とは違った時間の使い方で、新しい自分を見つけられるかもしれません。

3. サッカーは、スポーツ以上の存在

Ｗ杯での優勝が記憶に新しいサッカー強豪国のドイツ。サッカーはドイツで老若男女にかかわらず多くの人々を魅了し、熱狂させ、単なるスポーツという枠を超えて文化や宗教のような存在になっています。

家族や地域のコミュニティぐるみで同じクラブを徹底的に応援し、サッカーはいつでも話題の中心。そしてドイツのサッカーリーグには日本人選手も多いので、ぜひ観戦しに行ってみてください。訪れる地域のクラブ情報を知っておくと、現地でたくさんの知り合いを作る機会になるでしょう。

4. ドイツの種類豊富なベーカリー

ドイツではどこの街にもたくさんのベーカリーがあります。なかなか知られていませんが、ドイツは世界屈指のパンの消費大国。国民1人当たりの消費量は年間80kgに達すると言われています。

日本でも、プレッツェルやシュトーレンはおなじみですが、その種類の豊富さや、ひとつひとつの質の高さに驚くこと間違いありません。たくさんのベーカリーを訪ね歩いて、あなた好みのものを探してみるのもおすすめです。

5. CASHは重要！

買い物やレストランを利用する際には、十分な現金を持ち歩きましょう。海外では比較的クレジットカードの利用頻度が日本よりも高くなっています。そのため、クレジットカードさえ持っていれば安心だと考えがちですが、ドイツではクレジットカード支払いができない場合も多くあります。

もちろん街中にあるATMは利用できますが、地元の人々が日常的に買い物をするようなスーパーマーケットやドラッグストアではクレジットカードが利用できないことも…！　現地の人々は現金で買い物をすることが多いということを頭に入れておきましょう。