交換留学の学内選抜に落ちてしまった大学生の方へ。交換留学に落ちた経験を糧に、人生を挽回しませんか?
最近、学内選抜の「交換留学に落ちた」後、私費留学を決断した大学生の方にお会いする機会がありました。彼は今、ロンドンの語学学校で学んでいます。彼は当初、学内の交換留学制度を利用したかったものの、TOEFLのスコアが足りず、学内選抜の交換留学枠を勝ち取ることができなかったそうです。
彼は今、ロンドンの語学学校で英語を学びながら、現地企業でインターンシップを行っています。毎日世界中から集まる留学生の仲間と一緒に、英語で議論をしたり、勉強やスポーツに励んだり、ロンドン近郊で様々な場所を訪れたりと、とても充実した日々を送っているようです。私費留学を決断するにはとても勇気が要り、決断に悩むこともあったといいますが、現在は留学をして本当に良かったと言います。
「交換留学に落ちた」ことで、留学を諦めるのは非常にもったいない!
実は、交換留学に落ちた後、そのまま長期留学の夢を諦めてしまう大学生の方は非常に多いです。学内の交換留学制度は、留学先で取得した単位を卒業単位として換算できたり、留学費用が比較的安くなるケースがあったり、大学からのサポートが充実していたりと、一部の学生の方にとっては魅力が大きいようです。しかし、それが全てではありません。
現在では、留学奨学金にもさまざまな制度があり、所属大学とは関係なしに多くの人が応募できる制度も多数存在します。また、民間の留学機関による留学プログラムでも、様々な割引キャンペーンを行っているケースが多数あります。そうした情報にアンテナを広く張り、日頃から情報収集をしっかり行うことで、「交換留学に落ちた」ことがきっかけで、より自分に相応しい留学プログラムを見つけられる可能性もあります。
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実はメリットも大きい私費留学。
一方、私費留学というと、「学費が高そう」というイメージを持つ方も多いかもしれません。けれど、きちんと調べることなしに、イメージだけで私費留学で留学をする選択肢を外してしまうことは、非常にもったいないことです。留学機関によっては、留学奨学金の制度を設けているケースも多々あり、学費の大半は卒業後にローン返済という選択をすることも可能です。
更に、留学開始時期や留学期間を、自分の意思で選べるという私費留学ならではのメリットもあります。せっかく交換留学制度を利用して1年間の留学チャンスを勝ち取ったとしても、留学先で就職活動ことで焦ってしまい、留学生活や英語学習に集中できないのでは、元も子もありません。それこそ、時間とお金がもったいないでしょう。一方、私費留学では、長期留学をするとしても、6ヶ月・9ヶ月・11ヵ月など、自分の意思で期間を調整することができます。そのため、就職活動やインターンシップとの両立もしやすいメリットがあります。
また、留学準備に充てる期間が比較的短期間で済むことも、私費留学のメリットです。民間の留学機関では、留学開始の数ヶ月間前まで募集を受け付けているケースも多々あります。そのため、「就職活動を意識するようになり、どうしても自分の英語力・スキル不足を感じたため、やっぱり留学したいと思った!」という方のチャレンジにも相応しい選択肢です。せっかく将来を意識して留学を検討しても、学内の交換留学制度への応募に間に合わないから諦める、という発想は非常にもったいないのです。
大学生の今、チャレンジする経験が、社会人になってからも大きく活きるはずです。