【2024年最新版】知っておきたい英語のスラング10選!実例付き
英語学習者が避けては通れないのが「スラング」。特に近年ではSNSの普及により、スラングの重要性が高まっています。
スラングとは日本語でいう「俗語」であり、主にSNS上でのコミュニケーションや若者の間での会話で使用されます。毎年新しいスラングが流行するので、2024年最新版のスラングを学んでネイティブに一歩近づこう!
1. Delulu
まずは、ここ数ヶ月で最も広く使われたスラングのひとつ"Delulu"から。DeluluはK-POP界で生まれた言葉で、"Delusional"(妄想)の略語です。その名の通り、誰かがまったく非現実的なことを言っていると感じるあらゆる状況に使用することが出来ます。
例えば、あなたの友人が貯金がないのに「今年はLAに行く!」と言っていたら "You're so delulu, check your bank account girl." なんて返し方が出来ます。
2. Coded
2つ以上のものが同じ特徴を共有している場合、その特徴を "○○ coded"と言います。例えば、いつも子犬みたいにエネルギッシュな友人がいたら、"golden-retriever-coded" と言ったりします。行動や特徴の本質を要約するものであれば、ほとんど何でも○○に入れて使うことができます。
3. Roman Empire
これはTikTokのトレンドで、「多くの男性が古代ローマ帝国についてよく考えている」という発見に触発されて広まりました。そこから、ある人の ”Roman Empire” は、彼らが考えることをやめられないものを意味するようになりました。
例えば、あなたが熱狂的なテイラースイフトファンだったら、グラミー賞での新アルバム発表があなたの Roman Empire になります。
"Right now my Roman Empire is TS new album "The Tortured Poet Department". I literary can't stop thinking about it!"
4. Vibing
”Vibing”は最新のスラングではないですが、その汎用性から根強い人気を誇ります。人同士の仲の良さ ("They were definitely vibing")から、新しいお菓子を楽しむこと("I'm really vibing with this flavor combination")まで、あらゆることに使える万能な言葉です。
5. Altered my brain chemistry
何かがあなたに大きな影響を与えた時、"It altered my brain chemistry" (脳内化学反応が変化した)と言うことができます。日本語だと違和感を感じる表現なのですが、意味が1度わかるとしっくりくる表現なのかもしれません。
6. Red flag, Green flag, and Beige flag
"Flag" とは文字通り「フラグ、旗」を意味します。日本語の「フラグ」の意味とは少し異なり、ここでの Flag は「個人の特性や性格」の意味に近いかもしれません。
"Red Flag" は赤信号と同じく危険な特性、"Green Flag" は青信号と同じく良い特性を意味します。"Beige Flag"は中間色のベージュのように「可もなく不可もなく、微妙な特性」を意味します。
7. Side quest
ビデオゲーム用語は最近トレンドに上がることが多くなっています。"Side Quest" (サイドクエスト) とは、予定されていたミッション、目的から外れることを指します。例えば、食料品を買いに行くつもりが、途中でペットショップを見つけ、結局ハムスターを買ってしまったとすると、このような表現ができます。
"I had a side quest omw to groceries store and ended up buying a hamster."
8. Side eye
これはかなりストレートな表現で、誰かがあなたを疑って横目で睨むことを指します。TikTokの "bombastic side eye "リミックスで人気が出ました。もしあなたの友人が、あなたが嘘をついているのを見つけたが、人前で指摘したくない場合、彼らはあなたに「bombastic side-eye」をするかもしれません。
9. Ate
AteはインスタグラムやTikTokでよく使われる俗語で、何かに秀でている人に対する賞賛や称賛を表す動詞です。ファッション、音楽、パフォーマンスなどの分野でよく使われますが、他にも様々な文脈で使われます。
"She ate and left no crumbs."というフレーズはよくSNSで見かけるかもしれません。
10. Mother
通常の"Mother"の意味とは異なり、ここでの"Mother" は主に影響力のある女性アーティストを指すことが多いです。"Mother Is Mothering"というフレーズは、テイラー・スウィフトをはじめとする女性アーティストのファンが、そのアーティストの作品を賞賛する際に使うキャッチフレーズです。このフレーズは、LGBTQ+カルチャーから派生しました。
これら以外にも英語にはたくさんのスラングがあり、その内容は日々進化しています。もしSNS上でわからないスラングを見かけたら、Urban Dictionary で検索することが出来ます!普通の辞書で見つからないスラングも簡単に見つかるので、一歩先の英語学習にオススメです。