ホームステイを満喫するコツ！卒業生が教える失敗しない5つのコミュニケーション方法

留学をするときにホームステイを使う人はたくさんいます。しかし多くの人がホームステイ先の人とどう接すればいいのか、またホームステイはどうなのか不安を持っていると思います。そこで今回は、EFマルタ校の卒業生Hinataがホームステイをする前に知っておくべき５つのことについてご紹介します！この記事の内容をホームステイをする時に意識すると、少しホームステイ先の生活の不安が楽になるかもしれません。

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1.部屋にいる時間は短くする

　ホームステイ先では一人部屋や二人部屋など、自分の時間を過ごすことも可能です。その一方で、ホームステイ先で一人の時間を増やしてしまうと、ホームステイ先の人と話すのがどんどん難しくなっていき、成長のチャンスを逃すことに繋がります。日本では部屋の扉を閉めておくことに特に意味はありませんが、欧米だと「話しかけないで」「今は邪魔しないで」という意味合いになり、ホームステイ先に悪い印象を与える可能性があります。この場合、部屋の代わりにリビングなどの他の人もいる共用の空間にいることで、コミュニケーションを促すことができます。例えば、若い人の多くは空いた時間にスマホをいじることが多いと思いますが、場所を自分の部屋から共有空間に変えるだけで会話が生まれる可能性が高まります。

２.言語を教えてもらい仲良くなる

　言語を教え合うことは最高の会話の導入です。自分の言語に関心を持ってもらうことは国籍に関わらず嬉しいことで、さらに仲良くなるキッカケにとしても有効です。英語を教えてもらうこともその方法の一つですが、それだけでなく、その人の母語の挨拶や自己紹介の方法について聞いたり、また日本語について教えたりすることもできます。「日本語ではこういうんだよ」「あなたの国ではどういうの？」など積極的に声をかけたり、ホームステイ先の人に、今まで習ったことがある言語について聞くなども良いでしょう。例えばマルタは公用語が英語とマルタ語があり、さらに他の国から移り住んだ人も多くいるので、母国の言語についても聞くことができます。僕のホストファミリーはアラビア語も喋ることができ、いくつかの単語を教えてもらい、実際に仲良くなることができました。

３.おすすめの場所やお土産などを質問してみる

　「質問」をコミュニケーションに活かしてみましょう。誰よりもその土地のことについて詳しいのは現地に住んでいるホストファミリーです。ネットの記事を見るより、実際の体験談を聞いて、リアルな情報を見つけましょう。もしかすると、現地の人しか知らない観光地やおすすめのお土産について教えてくれるかもしれません。例えば、週末のおすすめの観光地、ローカルしか知らない穴場のレストランなどは聞いてみると話が弾むでしょう。また、その人自身について質問してみることも効果的です。まだ英語の自信がない人は、趣味や好きなものについて質問を繰り返して深掘りすると、会話の練習に繋がります。

４.ホウレンソウ(報告・連絡・相談)をする

　自分の状況を報告・連絡・相談することは最も大切なことと言えます。その日に学校であったことや、自分が買ったもの、自分がこれからから何をするのか、週末の予定、明日は何時に家を出るのか......など自分の状況や予定を事細かに伝えることで、ホストファミリーも安心して一緒に生活することができます。ホストファミリーにも予定があるので、こうしたコミュニケーションによって、予定のミスマッチや家の不在などを防ぐこともできます。共に暮らす上で、こうした報告は重要であり、日々の会話量を増やすことにも繋がります。

5.ハウスルールを聞く　

ホームステイ先で「怒られそう」「怒られたらどうしよう」などと怯えて生活する必要はありません。ホームステイ先の人には「やって欲しくないこと」「怒られること」を先に確認して、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。わからないことや、していいかわからないことをその都度確認することで不安が解消され、さらにファミリーに対してもいい印象を与えることができます。

例えば、僕の行ったマルタは島国では水が貴重なため、水の出しっぱなしはNGです。各家庭にはタンクがあり、水を大切に使う文化があります。こうした地理や文化に基づくルールは現地に行ってみないとわからないこともあります。やらない方がいいことを知ることでホームステイ先の人との関係が悪くなるのを予防でき、良いコミュニケーションをとることができます。

6.最後に

上記のようにホームステイを満喫するには、コミュニケーションを自分から積極的に試みることが大切です。僕がホームステイ先でうまく行った5つの方法をぜひ試してみてください。皆さんがホームステイに対して楽しみにしているように、ホームステイ先の人も、皆さんと会って仲良くなれることをきっと楽しみにしています。
Good Luck!!


EF Ambassador/ Hinata
編集 / EF Japan 編集部