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旧正月の正しい祝い方

旧正月の正しい祝い方

中国の旧正月が目前に迫ってきました!今年は1月28日が旧正月の始まりで、酉年の幕開けです。今年は、中国の旧暦の4715年目にあたるとのことです。旧正月は実に、世界の3分の1にあたる人口が祝うともいわれています。日本でも各地でイベントがありますが、せっかくなので旧正月の正しいお祝いの仕方について、学んでおきましょう!

旧正月の祝い方をマスターしよう

旧正月のお祝いは長い

西暦の大晦日(12月31日)とは異なり、中国の旧暦では毎年、お正月にあたる日が異なります。1月21日から2月20日の間のどこかになります。旧正月は、新月から満月までの15日間にわたって祝われます。

旧正月を祝うのにぴったりな国は?

旧正月は、中国大陸はもちろん、ベトナム、台湾、インドネシア、フィリピンなどでも盛大にお祝いがされます。そしてこの時期は、何億人という数の人々が、帰省をしたり休暇へ出かけたりと、人の動きが世界で最も忙しい時期でもあります。

今年の干支は、酉(トリ)

日本と同様に中国の旧暦でも、毎年の干支があります。2016年は申年でしたが、2017年は酉年です。酉年生まれの人は、正直で、独立心が強く、野心的だそうです。セレブリティだと、ナタリー・ポートマン、ジャスティン・ティンバーレーク、ロジャー・フェデラーが酉年生まれです。

大掃除と散髪をお忘れなく。

旧正月の前に、自宅を大掃除し(日本の大晦日と同じですね)、散髪をするのが風習だそうです。大掃除には、悪運を家から追い出し、幸運を招き入れる意味が込められています。散髪は、髪についているかもしれない邪悪な魂を切り落とし、新年に持ち越さない為と言われています。ただし、散髪後しばらくは髪の毛を洗わないのだとか。これは、洗髪することによってせっかくの幸運を水に流してしまうのを防ぐ為だとか。お金の貸し借りや、ハサミを使う事、泣くことも悪運をおびき寄せるとされています。

旧正月のキーカラーは赤

中国の文化では「赤」が重要なカラーだとご存知でしたか?旧正月の服装は、赤いものを身に付けるそうです。上から下まで、赤い服を着る事によって、悪運を断ち切るという意味が込められているのだとか。もちろん、下着も赤ですよ!

あけましておめでとう!は何と言う?

新年快楽と書いて、「しんねんくぅわいら」と発音します。最初のパートは日本語と同じなので問題ないと思いますが、後半はちょっと聞きなれない発音なので、練習しておくといいでしょう。

豪かな食事が目白押し

15日間も続く旧正月では、家族や友だちと食卓を囲む機会が多数あります。数字の8は中国ではラッキーナンバーとされており、食事の多くは8コースから成る、豪華な食事会になります。気になる食事の内容ですが、とても豪華な一品ばかり。幸運を運んでくるとされる魚の姿煮や、幸せを呼ぶと言われるアヒル、長寿を象徴する麺や長い豆、金運を呼ぶとされるミカンなどが出されます。最終日の15日目には、心身の丈夫を祈って、甘いお餅が食されます。今年こそ富を手に入れたい人は、餃子を食べるとよいでしょう。形が小銭に似ていることから、餃子は金運と紐づけられているようです。

15日間を盛大にお祝いしよう

ドラゴンや獅子舞が踊り、美しいランタンを眺めながら最終日を迎えます。ドラゴンと獅子舞は、邪気を追い払い、幸運、知恵、そして長寿を呼び込む舞を踊ります。色とりどり、色々なサイズのランタンは、なぞなぞが書いてあったり、見ているだけでも楽しめます。旧正月と言えば、爆竹。沢山の音を放ちながら、邪悪な魂を追い払ってくれるそうです。新年の幕開けですから、皆、盛大に爆竹を鳴らして祝います。

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