ラグビーファンにとって世界最高の都市
ラグビーは心を魅了し、競争心に火をつけ、世界中で観戦され、プレーされ、そして祝われている。ラグビーの大ファンの多くにとって、ラグビーは単なるゲームではなく、人々を結びつける世界的な情熱なのだ。世界的なトーナメントから地元のクラブマッチまで、世界の隅々までラグビーのユニークな物語があります。そして、あなたがどこにいても、ラグビーの試合や世界的に有名なチーム、地元の活気あるファン文化から遠すぎることはありません。
ラグビーのようなスポーツは、人々の価値観、文化、生活様式を真正面から見通し、一緒に楽しむことで共同体意識を育むことができます。試合前の迷信、試合中の応援歌、お気に入りのラグビー選手など、好きなチームを応援する地元の人たちと一緒にエキサイティングな時間を過ごせるに違いありません。
そこでラグビーファンがラグビーを満喫できる世界最高の都市をご紹介します!
フランス、パリ
パリはラグビーファンにとってすばらしい街であり、19世紀後半、イギリス駐在員がフランスで最初のラグビークラブが結成された時以来、ラグビーは早くから盛んでした。長年にわたり、ラグビーフランス代表はこのスポーツで史上初のオリンピック金メダルを獲得し、最近では2022年のシックス・ネーションズ・チャンピオンシップで優勝するなど、強力なライバルとしての地位を確立してきました。もしあなたがフランスのラグビーチームを応援したいなら、国歌「ラ・マルセイエーズ」に慣れ親しみ、一緒に歌いましょう。
注目の2023年ラグビーワールドカップの開催国はフランスです。60万人を超える外国人観光客がこのイベントのためにフランスに訪れ、フランスのラグビー熱はこの先ずっと続いていくでしょう。
日本、東京
日本は2019年にアジアで初めてラグビーワールドカップを開催しました。桜である日本代表は南アフリカを34対32で破った2015年のラグビーワールドカップの熱戦の興奮冷めやらぬところでしょう。観衆が「さくら、さくら」と歌っているなか、観衆をハラハラさせる試合でした。この有名な日本の民謡の歌詞を訳すと’cherry blossom, cherry blossom’となり、伝統とモダンが見事に調和したラグビーチームを応援するために、ラグビーファンによって愛用されています。
南アフリカ、ケープタウン
ラグビーは南アフリカの歴史において様々な背景を持つ人々を結びつける重要な役割を果たしてきました。1995年のラグビーワールドカップのチームの勝利は国の結束力の重大な分岐点となり、スポーツで国内の優性を強固にすることによってラグビーワールドカップの歴史を作りました。
ケープタウンのファンは伝統的な居酒屋やパブであるシビーン[南アフリカのタウンシップ(=アパルトヘイト時代に黒人が住んでいた町)にある、アルコール飲料を合法的に買って飲める場所]でスプリングボクスを応援することを楽しみに参加することができます。ケープタウンの一番古いパブの一つであるザ・ファイヤーマンズ・アームズ 1864年に設立されたスポーツの大切な記念品に囲まれながらおいしい食べ物楽しむことができ、さらにより良い感じの雰囲気もあります。また、「ブライス」と呼ばれる南アフリカの伝統的なバーベキューに参加しながら、友人たちと試合を観戦することもできます。
ニュージーランド、オークランド
ニュージーランドはラグビーがナショナルスポーツの国であるためラグビーについてとても熱狂的です。オールブラックスとして知られている国の代表チームはワールドカップに3回勝利し、南アフリカと並ぶ最も素晴らしい結果を残しているチームです。オールブラックスの最も記憶に残り印象的なところは試合の前に演出される伝統的なハカです。ハカはマオリ民族の文化からきている儀式的な出陣の踊りです。オールブラックスの演出はそれぞれの試合の前に彼らの強さや文化のプライドを見せて対戦相手を挑発するためにカ・マテという伝統的なハカを踊ります。それは見ていて信じられないほど感動するのでぜひ彼らがプレーする前に必ず見逃さずに見てほしいです。
アイルランド、ダブリン
ダブリンのアイリッシュ・パブでラグビーの試合を観戦するのはラグビーの伝統があり、シックス・ネーションズリーグのメンバーであるこの国にふさわしいです。ラグビーはアイルランドで信じられないくらい人気で ダブリンはファンや盛大な祝賀会、陽気なチャントで賑わうホットスポットとなっています。
市内のほとんどのパブは試合が放映されていますが、バゴット・ストリートにあるやアンジェ・ストリートにあるザ・スワンなどの一部の有名なパブではラグビー熱狂の温床となりました。実は、ザ・スワンはアイルランドの伝説的な国際ラグビー選手、ショーン・リンクによって設立されました。そこで、パブの料理を注文し地元の人とおしゃべりして兵士の歌やアテナイの野原などのアイルランド賛歌に磨きをかけながら試合を楽しむことができます。
フランス、ニース
ニースでは、ラグビーファンが選手の色とりどりのジャージから「レ・トリコロール」もしくは「レ・ブルー」などの愛称があるフランスのラグビー代表チームを祝福するとき、情熱的で活発で創造的であることが知られています。チームを応援する前にクラブで有名なラグビーソングであり代表的なラグビーソングである「頑張れブルース!」をぜひ覚えておきましょう。2023年ラグビーワールドカップの間はニースの近未来的なスタジアムでは今大会最大の対戦のいくつかを主催し、南フランスをラグビーの人気拠点として確立しています。
オーストラリア、シドニー
シドニーではラグビーに対する情熱は根深く、特にオーストラリア代表チームであるワラビーズが活躍する時はより熱狂的になります。試合はよく社交イベントとなり、ファンは地元のパブやバーに集まり、試合はライブ中継されます。
もしあなたがこの街にいるなら、大画面の前で地元の人々に交じって、楽しむのがマストです。シドニーラグビーファンの仲間意識、応援歌、伝統、それ自体がスペクタクルです。グリーンとゴールドのユニフォームに身を包み、「ワルツィング・マチルダ」を歌い、和気あいあいと談笑するのが伝統となっています。ワールドカップが始まって以来、すべての大会に出場し、二度の優勝を果たしたワラビーズは、オーストラリアの戦闘精神やスポーツマンシップを体現しています。
イギリス、ロンドン
ロンドンでラグビー・スピリットに浸るのに最適な場所の一つはイングランド・ラグビーの本拠地であるトゥイッケナム・スタジアムです。歴史と魅力とカリスマ性にあふれ、文字通りキャベツ畑とかつての庭園の上に建てられたこの有名なスポットで、賑わいを感じないわけにはいきません。現在、スタジアムは「キャベツ畑」の愛称で親しまれ、近くにある同じ名前のパブには、大画面で試合を観戦するファンが集まります。大切なラグビーの記念品がたくさんあるこのパブは、世界中のラグビーファンにとって、ラグビー体験の不可欠な部分となっています。
ラグビーという世界共通の言語を持つこのパブでは、ラグビーを楽しみながら世界有数の都市を探索することができます。