2024 EFスピーチグランプリ🎙️レポート&ビハインド
2024年6月2日(日)
中高生向けの英語スピーチコンテスト 「イー・エフ・スピーチグランプリ2024」の決勝大会と表彰式がEF日本事務局 東京本社にて開催されました。
日本全国1,000名近くの応募者の中から選び抜かれたファイナリスト計12名にお集まりいただき、華やかな英語のスピーチが繰り広げられました。
今年のスピーチテーマは「Shout out to the world!!」
世界に対して伝えたい自身の魅力について、英語スピーチで表現し、5名の審査員によって以下の項目で厳正に審査されました。
A:発音 正しい発音ができていたか、発音が明確だったか、抑揚等。
B:態度 プレゼンテーション時の身振りや手振り、目線、速度、滑らかさ等。
C:構成 序論・本論・結論に従っており、わかりやすい構成になっているか。
D:明瞭さ 自身のテーマを独自に掘り下げた内容であるか、主張が明確でそれを補填できているか。
E:独創性 発表方法や動画の見せ方を工夫しているか、また独自性があるか。
▲審査する審査員らの真剣なまなざし
EFニューヨーク校への海外留学2週間が贈呈される、優勝の座をかけた熱い戦いを振り返っていきます。
中学生の部
中高生の部で見事優勝を遂げたR.Uさん(宮城県)は、英語学習に励むご自身を、流ちょうな英語をクリアな発音で披露。審査員を魅了する高い表現力で、会場を巻き込みました。
準優勝に輝いたN.Nさんは、自身の内なる魅力を伝え、その印象的なスピーチ力に審査員も圧倒。他のファイナリストのスピーチでは、自分が熱中することを熱く語る姿も見られ、中学生の部に対し、審査員からは「話し方に自信があってしっかりしている」「完成度が非常に高くて驚かされた」などの声が上がりました。
▲リーナスジョンソン氏のスピーチを聞くファイナリストと保護者の方
高校生の部
高校生の部で優勝を飾ったH.Kさん(東京都)は「バイアス」という視点から、多文化共生についてスピーチ。考えられたスピーチ構成と、高い英語表現力で会場を沸かしました。H.Kさんはご自身の経験則や統計も使いながら、スピーチを繰り広げ、そのスピーチの独創性の高さからも、審査員から高い評価を得ました。
高校生の部で準優勝に輝いた、チャールズ広伸さん(岡山県・青翔開智高等学校)はアイデンティティへの向き合い方を自身の体験を交えて語ったスピーチが印象的で、その高い表現力とテーマに沿ったメッセージ性を審査員は評価。「訴えかけるような熱さを感じた(日本語訳筆者)」などのコメントも。
なだらかな発音で話すファイナリストたちは、それぞれがお題に沿った様々なテーマでスピーチを繰り広げましたが、なかでもL.Gさんはユニークな論を展開し、見事にクリエイティブ賞を受賞しました。
▲参加者の熱いスピーチ(一部抜粋)
終わりに
グローバル化やAI化が叫ばれ常に変化を続けている時代に生きている私たちは、変化に適応し、より良い社会へとすべく考え行動し、次世代に伝えていくことが求められています。しかし、国や自己のアイデンティティにおいては、人種を問わず時代を超えて絶えず尊重されるものであるべきです。
今回のスピーチグランプリが、次世代を担う若い視点を持った皆さまが改めて自分自身の魅力に気づき、共有し、世界と分かち合うきっかけとなれば幸いです。
世界最大級の国際教育機関EFでは、全世界に50拠点以上で運営する語学学校を始め、言語教育を通じて人々が世界にはばたくためのお手伝いをしてまいります。EFについて詳しく知りたい方は資料請求(無料)または、無料留学カウンセリングを利用してみてください。