【2021年版】知っておきたい英語スラング10選
最新の英語のスラングは教科書には掲載されていない上、授業で学ぶ機会も多くはないでしょう。でもネイティブ同志の会話では日常的に使われているので、スラングを知らなかったために会話についていけないという事態も起こりかねません。また、せっかく英語を学んでいるのだから自分でもネイティブのようにスラングを使ってみたいという人もいるでしょう。
そこで今回は、日々生まれるスラングの中から、2021年に知っておきたい10点をご紹介します!
1. Big yikes
これはちょっとした驚きやきまりの悪さを感じたときに使う“yikes”というスラングが進化したもの。“yikes”を日本語にするなら、「うわっ!」「うげ!」という感じ。ショックの度合いが増したとき“Big yikes”(「ヤバい!」「やっちゃった!」という感じ)を使います。
2. That ain’t it
ぎょっとするものを見たときや、誰かの不快な行動、友達への度を越したいたずらをいさめたいときなどに、「それはちょっと違うよ」「それは面白くないよ」という意味合いで使います。また、上述の“Big yikes”なことが何度となく起きたときにも代わりに使える便利なフレーズです。
3. Go off
“Go off” には2つの使い方があります。1つは誰かを鼓舞するときなどに、“Yas, go off, queen”(「行けー!」と応援している感じ)のように使われます。しかし最近ではもう1つの「何かに対して腹を立てて不満や愚痴を言う」という意味で使用されるのが一般的です。例えば、“go off on ~”は「~に不満を抱きイラついている」という意味です。
4. Simp
好きな人やお気に入りの相手の気を引こうとして「やり過ぎる人」は、“Simp”と称されることがあります。人に親切にするのは良いことで、そのような人を“simp”と呼ぶ必要はないと、このスラングの使い方に異を唱える人もいます。どちらにしても、simpは主に、だれかが相手の機嫌を取る様子が極端な場合に使用されるようです。
5. Mutuals
このスラングはソーシャルメディアでよく使われ、その意味も簡単。Instagram、Twitter、Tiktok、など何らかのソーシャルメディア上で2人がお互いにフォローし合っていることを指します。共通の興味や関心などを通してつながった人たちということですね。
6. Sleeping on
これは、何かあるいは誰かに十分な関心が注がれていないと訴えたいときに使われるスラング。もっと知られるべき、注目されるべきなのに知られていないという意味合いで、才能のあるセレブからチョコレートのブランドまで、あらゆるものに使用可能です。例えば、“Dude everyone is sleeping on Sriracha cookie dough, that stuff’s the best(おいみんな、シラチャ・クッキーの生地は最高に美味しいんだよ、なんで知らないの?)” のように使います。
※“Sriracha”はタイ発祥のチリソース
7. CEO of
何か得意なことがある人について、「~のCEO」と呼ぶ表現です。これはTiktokにアップされた動画へのコメントで頻繁に使われます。もし誰かがベイクドビーンズで靴をいっぱいにしたら(奇妙な事態ですが)、“CEO of putting baked beans into shoes”とコメントされるでしょう。
8. Hit different
何か(感情、歌、食べ物など)をより新鮮あるいはよりよく感じたとき、“Hit different”と言います。例えば、失恋の前と後で同じ曲を聞いたとき、2回目に1回目とは違う印象を受ければ“Hit different”と言えるでしょう。また、新しいピザ屋に行けば、そこで食べたピザが “Hit different”となるかもしれません。
9. We move
どんな状況でも進み続けるときのフレーズ。飛行機に乗り遅れても「どうしよう」なんて立ち止まらずに先に進むようなとき、“We move”と言います。また、何かに誘われたときには、“Yes”の代わりに“We move”が使えます。例えば、“Do you want to go grab a coffee?(コーヒーを飲みに行く?)”に対して、“We move(行こう)”と簡単に答えられます。
10. Yeet
これは高速で何かを投げ捨てることを意味します。たとえば誰かが部屋の向こう側にあるバッグに水筒を投げ入れたようなときに使えます。 “Yeet!”と叫びながら投げることが多いようです。
どんどん新しいスラングが生まれていますが、知っているものはありましたか?スラングは日常会話で頻繁に使われますが、当然のことながらビジネスシーンには適していないので、相手や場面を考慮して使うようにしましょう。