言語に関する豆知識・10選
世界には無数の言語が存在しますよね。人類の歴史の中で、一番最初に喋られた言語は約15万年前に誕生したといわれています。それ以来、7000もの言語が誕生してきました。
言語の歴史は長く・深く、そして私達が知らない面白い事実がたくさんあります。例えば”言語(Language)”という言葉はラテン語の”舌(Lingua)”という言葉から派生していたことを知っていましたか?
この記事ではそんな言語に関する豆知識を10個紹介していきたいと思います。
1. 8人しか喋らない言語が存在する
8人しか喋れない言語がこの世には存在します!カメルーンの南部で喋られているブスー語は1986年の時には8人、2005年の時にはなんと3人しか喋らない言語となっています。
2. 中国語は読むことに関しては世界で一番難しい
私達日本人も漢字を日常生活で使いますが、中国語で存在する数の漢字は8000を超えるといわれています。3000の漢字を覚えないと新聞を読むことすら難しくなってしまいます。
3. 英語は一番単語数が多い言語
英語は75万の単語から構成されている言語といわれます。日々新しい言葉が生まれますし、毎年5400単語が追加されています。ただし日常で使う単語数は3000単語程度です。
4. シェイクスピアは1700単語を作った
世界的に知られているイギリスの作家、シェイクスピア。約1700の単語を生み出したと言われています。中には原型の言葉を名詞・動詞・形容詞などに変化しているものもあるので、実際は1200~1300単語程度です。
5. アメリカに公式言語は存在しない
英語が公用語だと思われる方がほとんどですが、実際には公式言語は存在しません。アメリカは移民の国と言われることもあって、300を超える言語が喋られています。
6. 第二外国語を学ぶのは脳のトレーニングになる
第二言語を学ぶのは脳の発達にポジティブな影響を与えるという研究結果が出ています。言語を学ぶことは脳の若返り・集中力の向上に繋がるとも言われます。
7. 世界で一番短い文は”GO!”
世界で一番短い文は” GO! ”です。一単語だけで文として成り立つ、という点で英語はとてもユニークな言葉だと言えます。
8. ロシア語はヨーロッパで最も話されている言語
ロシア本国には1億2000万のネイティブスピーカーがいます。東欧で話されている言語、例えばチェコ語・スロバキア語などはロシア語と似ている部分か多くあり、ロシア語の影響はヨーロッパの中で絶大です。
9. 英語には160の方言が存在する
世界には160程の英語の方言があると言われています。英語のネイティブスピーカーはお互いの方言から、会話の相手がどこから来たのかがすぐに分かるそうです。
10. 世界で一番長い単語は‘Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis’
日々単語のアップデートは行われていまうが、今のところ世界で一番長い単語は
”Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis’です。この言葉は、火山から出てくるシリカ粉塵の吸入に起因する肺疾患を指します。略した言葉は”silicosis”でこちらの方が覚えやすいですね。