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【留学で必要なこと】EF Academyに決めた理由

【留学で必要なこと】EF Academyに決めた理由

プロフィール

名前: Taiga

学年:高校3年生(Grade12) (2023年春時点)

略歴:日本で中学卒業後、日本の高校に1年間通い、2021年9月EF Academyに入学。独学で英語を学び、海外で新たな挑戦を決意。現在国際バカロレア(IB)コース2年目。

 

 

はじめに

多分、この記事を読んでいるということはそれなりに留学への思いや熱意がある方なのだとお見受けします。この記事を読んでいる方が、ご本人でも保護者の方でもどちらであっても、留学という決断をできる力と勇気は、きっとその後外へ出ても生きてくると思います。

 

 

なぜ EF Academy にしたのか

 

これは個人的な意見ですが、一言に ”留学” と言っても自身が身を置く環境で留学の価値が変動してきます。というのも、日本人が一般的に思い描く “留学” とはアメリカやイギリスの学校に行き、異国の地で現地の人とふれあい、コミュニケーションをし、勉学に励むというものなはずだと思います。もちろん、それは素晴らしい体験でしょう。しかし、異国の地とは言え、現地に住む、そこの人々だけと生活するということに本当に “留学” としての意味はあるのだろうか。僕はこう思いました。

 

明治以降、日本人は何かと米国や英国などの国に憧れを持ち、彼らを追いかけていました。そもそも現代に比べ、明治時代の世界の独立国は60もない時代です。”明治の留学” が必然的に欧米に目が向けられるのも無理はないです。しかし、今の時代、196ないしは197カ国以上、明治期の三倍以上の国が存在しており、世界を動かすのは世界にある一つ一つの国々なのです。

 

何が言いたいのかというと、テクノロジーやグローバル化が進んでいるこの時代で ”留学” という決断は昔に比べ、格段に容易く行えるようになりました。それは日本に限らずどの国でもそうです。その中でこれからの時代、世界中から様々な民族、国籍、言語、それらが混在する環境で身を置くことこそが “現代の留学” であり、価値を最大限に引き出せるのではないかと僕は思いました。

 

そう考えた時、EF Academy は僕の考える “留学” というものにとても近いものがありました。もちろん、アメリカやイギリスなどに留学するのは同じですが、EF Academy が他の学校と違うのは圧倒的に数多くの国から生徒が入学してくるという事です。(なんと+60ヵ国から生徒が入学してきます!)

 

どういうことかと言うと、EF Academy に学びにくる生徒は世界からやってくると言うことです。もちろん、EF Academy でなくとも、アメリカやイギリスなどにも他国にルーツを持つ生徒は居るかと思います。しかし、あくまでもそれはルーツであり本質的な意味では彼らはアメリカ人、イギリス人であるのです。

 

その点、EF Academy では本当の意味で世界を味わえます。例えば、僕はよく(ルームメイトがドイツ人と言うのもあって)ドイツ人のグループと共に生活したりしています。その中で感じるドイツ人らしさやドイツ人としての性格だったり文化観、宗教観などは EF Academy のような環境がある学校でないと堪能できないかと思います。また、日本の曲を口ずさみながら課題をする台湾の子、日本の文化が大好きなポーランドの子、部屋に押し寄せて母国のお菓子をくれる陽気なイタリアの子、アニメを熱弁するアメリカ人の子や僕のじゃがりこを無許可に食べ始めるドイツ人のルームメイトなどなど、人種の坩堝とはこのことだなと痛感しました。それに、その環境で生きることで自分の中で ”Hello” の言い方が一つではないということが実感できるようになりました。兎に角、実際に EF Academy に行って自分の身で確かめてみてください。

 

 

最後に

 

留学先で最初に税関を通過するよりも先に心配になるであろう “友達の作り方” をここに書いておこうと思います。

まず最初に、必要なのは “度胸” です。最初は、誰もが同じスタートラインに立ち、友達いない状態からのスタートですから、向かいから歩いてくる人に片っ端から挨拶していくと良いです。もちろん、急に話しかけるのは勇気がいることですから、しっかり交流の時間があるのでその時に行ってみてください。シャイな方は焦らなくて大丈夫です。授業でもなんでもタイミングはいつでもやってきます。と、ここまでは王道ですが、実はあることを心がけるだけでグッと仲良くなれます。それは、相手の国が判明したらその国の言葉で話しかけてみたり、その国について知ってることを話してみるという事です。実際に私達も、海外に旅行に出かけた際や外国の方に日本語で ”こんにちは” や “ありがとう” と言われたり日本のことについて知っている人に出会うと、それだけで親近感湧くかと思います。なので、税関申告書を記入する前に世界各国の挨拶や何か書き留めておくと良いかと思います。

 

次に、どのくらいで仲良くなれたかと感じるかです。これは人によって温度差があるのでしょうが、基本的にブラックなネタで笑い話ができるくらいになれば十分仲良くなれただろうなと思います。ブラックなネタとは何かについてはここでは言及しないでおきます。そういうセンシティブな話題も笑い話で話せるくらいの教養とかは身に付けておくと良いかと思います。そうする事で世界に通じるジョークや海外の人達が言うジョークの笑いのツボが理解できます。なので、税関申告書を記入する前にそう言うのも確認してみると良いかもしれませんね。

 

頭の隅に知っておいた方が良いことだけ書いておきます。世界から見た自分の国のイメージというものは大抵は偏見や差別的なイメージも含まれていることでしょう。それは私達も同じですし、欧米ではより色濃く顕著に現れるかと思います。僕も実際に日本の文化や歴史についての偏ったイメージや人種的な価値観の違いなど色々経験しました。なので、税関申告書を記入する前にそういうこともあるのだと念頭に置いておくと良いかもしれません。