海外の大学受験で求められる5つの特性
大学というのは多くの優秀な学生が集う激しい競争の場です。入学試験では、その応募者の中から、厳しいアカデミックな環境においても成功できそうな人を選ぶための基準点を表しています。しかし、学力だけで合格者を選ぶとなると、学生に偏りが出るだけでなく、入試担当者がどの学生が本当にポテンシャルがあるか選ぶ際に非常に難しいことは言うまでもありません。
そこで、ハーバード大学やスタンフォード大学、その他多くの世界のトップ大学では、多様性にあふれた学生を募集し見定めるために、学力以外の多くの特性も求めています。テストで高得点を獲得できる生徒だけを求めているのではありません。彼らが求めているのは自分の意見をしっかりと持ち、聡明で器量の良い生徒です。そこで、高校生のうちから大学入試はもちろん、将来の成功を確実なものにするために必要となる要素をどのように身に付けることができるのか、紹介していきます。
情熱と感心
大学とは、全世界の様々な人から構成されるダイナミックで総合的なコミュニティです。新入生は何らかの形でこれに貢献しなければならず、だからこそ高校での授業と並行した課外活動に参加することが重要になってきます。EF Academyの生徒は、スポーツチームやミュージカル、演劇、ディベートチームなど幅広いアクティビティに参加することによって、日々進歩しています。
発散的思考
大学は、試験で良い成績が取れる生徒だけを求めているわけではありません。なぜなら試験のために情報を記憶する事と、その情報を理解することは全く異なる事だからです。テストで良い点数を取ることができても、発散的思考を持っているとは限りません。既存の枠にとらわれないように意識して物事を捉えようとする、革新的で創造的なパーソナリティを持つ人が、カリキュラムを越えて新しい角度から世界を見る方法を学ぶことができます。EF Academyでは、将来の大学生活、また世界に変化をもたらす多彩な能力を育てるため、教室内で学んだことを実際の社会でどう生かすかを生徒たちに体験してもらいます。具体的には定期的なスクールトリップや実践的課題への取り組み、公開討論などの体験的学習の機会を生徒に提供しています。
対人スキル
「自己アピール」は入学試験において非常に重要です。学業成績が素晴らしくても、誠実で、自己認識能力があり、周囲に広がる広い世界に意識を向けられる思慮深い人を見つけるのはより困難です。異なる国籍や文化を持った様々な人々と関わることで、大学入試で求められる優れた対人スキルを身につけることができるでしょう。世界60ヵ国以上から来る友達と一緒に学習・生活をしていく環境、しっかりと自分の軸を以って日々全身をしなければならない環境として、インターナショナルハイスクールはこのスキルを身に付けるためにも最適な場所になります。
好奇心
宿題や課題には真剣に取り組むけれども、そのトピックについてより深く探求する時間を持つことを忘れてしまっている生徒は、最終的に大学生活で苦労することになるかもしれません。大学生活とは、あなた自身の興味関心に従い、探し出したり繋がりを発見した多数の事柄から、研究に役立つ情報や知識を集めていくものです。個人的な計画や、興味のあるとトピックへのさらに深い研究心をはっきりと述べることのできる生徒は、入試においてすぐに入試担当者の目に留まるでしょう。EF Academyでは、小論文のようなモジュール授業を通して得られる資格、国際バカロレア資格取得に向けたコースを選択することができます。これによって生徒は大学レベルでの学習機会を得ることができます。
自立心
優秀な志望者は、自分の自立心をどのように成長させてきたかを示すことができます。新しい国、新しい文化、新しい学校システム、新しい学習メソッド、さらに新しいスタイルの住居にまで順応してきた経験のある留学生はその例です。彼らは両親と過ごした自宅を離れ、お金や洗濯、食事、就寝時間、友人関係、そして勉強計画など、完全に自立した生活をしていかなければなりません。こうした生徒は自分の学業、将来の成功に対しても役に立つ経験となります。大学入試担当者も、高校時代におけるこの自立心は、より高いレベルでの学習において素晴らしい業績に繋がることを理解しています。
大学や将来に向けて生徒がより輝かしく、素晴らしい、グローバルな人材に成長する手助けができることはEF Academyの誇りです。