ボディ・ランゲージ を読む8つの方法
ボディ・ランゲージは見方さえ分かっていれば、人を理解する上でたくさんの情報を得ることができます。人の気持ちがわかればできることは多くあります。
実は、人は自分が思っているよりも多くのことをボディ・ランゲージから理解しています。UCLAの研究では人はコミュニケーションをする際、人のことを7%を言葉から、38%を声のトーンから、残りの55%をボディ・ランゲージから理解しています。
Talent Smartは多くの人を対象に調査を行い、EQ(エモーショナル・インテリジェンス)の高い人は、高いパフォーマンスを出す傾向があることがわかりました。
1. 腕や足を組むこと
腕や足を組むことはほかの人が言ったことへの反対ととらえることができます。腕や足で無意識にバリアを作っているのです。もし、相手が笑っていたり、喜んでいても、ボディ・ランゲージは真実を語ります。腕や足を組むことは精神的、感情的に目の前のことを拒絶していることを意味します。
2. 目にしわを寄せて笑うこと
愛想笑いは口は笑いますが、目には届きません。本当の笑顔は目にも届き、目の周りにしわが寄ります。人は自分が本当に思っていることや感じていることを隠すために笑うことがあります。もし、誰かが愛想笑いをしていたら、それは何かを隠している可能性が高いということです。
3. ボディ・ランゲージをまねること
誰かが自分と同じボディ・ランゲージをしているところを見たことがあるはずです。ボディ・ランゲージをまねされることは実はいいことです。人のボディ・ランゲージをまねするときは、その人と強いつながりを感じていることを示しています。そのサインは自分の会話がうまくいっているということです。
4. 姿勢から多くを読み取れること
人に会った瞬間に、その人が偉い人であると悟ることはありませんか。それはボディ・ランゲージの影響が大きいです。真っすぐな背筋、手のひらの向き、オープンなジェスチャーのすべてが影響します。脳は人が物理的に占めるスペースと人の持つ権力を結びつける傾向にあります。背筋を伸ばしている状態がパワーポジションです。逆に姿勢が悪いと自分の占めるスペースが小さくなりパワーを示せなくなります。良い姿勢をキープすることは尊敬を集めることに寄与します。
5. 目は嘘をつく
よく親は子供に「目を見て、話しなさい。」としつけます。おそらく親は嘘をついているときに人の目を見るのは難しいと考えてそうしているのでしょう。広義ではそれは正しい考えです。しかし、あまりにも一般的すぎる「目を見て話す人は、嘘をついていない。」という考えは、逆に嘘を隠すために使われがちです。しかし、嘘を隠そうとする人は、過剰に目を見つめる傾向にあります。アメリカ人は平均で7秒から10秒目を見ます。人の話を聞くときは長めに、話すときは短めになります。もし、人を気まずくさせるくらい人の目を見る人、特に瞬きをしなかったりする人は嘘をついている可能性があります。
6. 眉を上げること
マイユを上げるときの感情は3つあるという風に言われています。驚きと心配、恐れです。もし、自分と話している相手が眉を上げたら、その人は驚いたか、心配、恐怖という感情を抱いている可能性が高いです。
7. 大げさにうなずくこと
もし、自分が何かを話して相手に大げさにうなずかれたら、それは彼らが能力を評価されていないのではないかと不安になっている可能性が高いということです。
8. 歯を食いしばること
歯を食いしばることや、眉間に皺を寄せることはすべてストレスのサインです。人が言っていることに関わらず、これらのサインは不快を示すものです。会話が相手にとってうれしくないテーマなのかもしれません。カギは彼らが言っていることと、ボディ・ランゲージのミスマッチを見ることです。
9. すべてを合わせること
確かに、人の気持ちを100%読むことはできません。ボディ・ランゲージからたくさんのことを学ぶことができます。特に、言っている言葉とボディ・ランゲージの違いがあるときは注意する必要があります。
[参照元]
https://www.inc.com/travis-bradberry/8-great-tricks-for-reading-peoples-body-language.html?cid=search