海外生活 の長期的なメリット5つ
海外に住むことはたくさんのメリットがあります。これは海外旅行が大好きな人からすれば当然のことです。しかし、私たちは海外に住むことが、ただ旅行をすることよりも多くのメリットをもたらすことに気付いていません。異文化の中で生きていくこと・ 海外生活 のメリットを長期スパンで考えてみると、海外に住むことで自分が得られる様々なメリットに気付くことができます。
海外での異文化の経験や適応は、多才でグローバルに活躍するリーダーへなるための力を育みます。
では海外に住むことのメリットは何なのか、5つ挙げているので見ていきましょう。
1. 親しみのないものへの親しみ
海外での生活では自分のコンフォートゾーンを出なければならないことが多々あるでしょう。これは日常のシャンプーとトリートメントを見分けることから、病院での対応、異なるリーダーシップ・スタイルへの対応まで多岐にわたります。これらの経験をするたびに、人はコンフォートゾーンを出て、時には不快に感じるストレッチゾーンへ足を踏み入れます。このゾーンは時に不快を感じるものの、学びが多いゾーンでもあります。
たとえ、周囲の環境や人、事実が自分にとって親しみがなく、不快なものだったとしても前に進む力があることは、これからの変化が激しい時代において大きなアドバンテージとなります。
2. 適応力
適応力は親しみのないものと共に育まれます。最初、海外に住み始めた人は周囲の環境が自分の国と異なることを認識する必要があります。そして、その中でやっていくために現地のライフスタイルに適応する方法を見つける必要があります。例えば、激しく込み合った交差点の横断の仕方は国によって違うでしょう。はじめは、他の人の振る舞いを見るのも不快でしょう。しかし、しばらくすると、現地の方法に慣れていき、訪問者の方法を奇妙だと思うようになります。海外に住むと、現地のしきたりや振る舞いに適応していきます。人は時間をかけて変化を受け入れていきます。適応力は生き残るためだけでなく、新しい文化で反映していくために成長していきます。この適応力は母国に帰ってからも、様々なシチュエーションで新たなソリューションを提供する力につながります。
3. 異文化間能力
いつもと違う環境で、異なるバックグラウンドを持つ人との毎日の交流は最初つらいものかもしれません。それに我慢できなくなることもあるでしょう。
しかし振り返ると、自分で物事はそこまで複雑じゃないと気付く瞬間があったことに気付きます。そして最終的に、現地の方法で様々な問題を解決できるようになります。これが異文化間能力というものです。人は外国で新たな自分を築き、効率的に、適切に交流し、働き、コミュニケーションをとることができるようになります。もちろんこれは終わりがあるものではありません。文化が変化する限り、異文化への適応は終わりません。しかし、海外に住むという経験はこれからのグローバル化していく世の中において大きなアドバンテージとなる能力を育みます。
4. 広い交友関係
これは容易に想像がつくメリットですが、忘れられがちなものでもあります。グローバルな交友関係は海外で生活をしていれば自然とできるものです(極端に内向的な人は別ですが)。重要なのはその交友関係を帰国してからも保つことです。自分がオープンにいれば、その関係は間接的に様々な機会を与えてくれます。出会った人と連絡を取り続けましょう。
5. 自己成長
海外に住むことの最も大きなメリットの一つは自分についてより深く学べることです。海外のほとんど言葉がわからない環境へ飛び込むことは自分自身を深く知る機会になります。海外での生活は10代のような成長速度を発揮します。最初は不快で、新しく、親しみのないものですが、新しい環境に適応してくると、新たな成長した自分になることができます。自分自身の自立と自信は、自分が持っているものや成し遂げた事実への謙虚さや感謝につながります。
さて、海外で生活してみたくなりましたか?
実際に留学した人を見ていると、本当に海外に適応し外国人のようになって帰ってくる人もいれば、自分が日本人であることをより強く自覚して帰ってくる人もいます。どちらが良い悪いではなく、これはどちらも成長だと思います。あらゆる環境にも適応できるオープンな心を持つことも、どんな環境でも自分のコアとなるアイデンティティを持つこと、どちらも海外では重要であり、海外に住むことでそれらを育むことができるのではないでしょうか。
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